去年に登録しておいたのだろうか？ 今月に入ってメールで電子版「ねんきん定期便」の通知が来た。日本年金機構のHPからファイルをダウンロードすると、これまで圧着はがきで来ていた内容が現れた。
今月 63歳＝年金受給年齢に到達するし、今年３月途中で厚生年金の資格喪失をしたので、この年金加入期間＝467ヶ月が（再加入しなければ）当面のファイナルだ。38年と11ヶ月、大学新卒で1982年4月に就職してから39年弱だね。そして、僕たちの学生時代は20歳で国民年金加入義務がなく、何の手続きもしていない。我が子などは保険料の「学生納付特例」申請をした。
さて、受給額だが、ネットで調べたところ、65歳になって貰える月額約18万5千円は（平均というより）「標準的な」金額のようだ。写真左端に出ている「これまでの保険料納付額（累計額）」＝一般厚生年金期間のみが1,870万円。計算してみると、72歳2ヶ月で「元は取れる」ようですね。切れている左上には、65歳からではなく70歳まで老齢年金の受給を遅らせた場合：最大42％増（3,155,176円）の文字が躍っています!! でも（僕の計算では）82歳ぐらいまで生きないと受給累計額が追いつかないのでは？
何歳まで生きられるかは確率の問題でもないので、受給繰り下げの件は２年後にもう一度考えてみましょうか？ とりあえず、今月の誕生日に年金事務所に行って、一部支給の受給申請をしてきます(^_^)v
ベルリンフィルのデジタル・コンサートホールに続き、今年に入ってからニューヨークのいわゆるMET（メトロポリタン歌劇場）のデジタル会員になった。
昨年の春、コロナ禍が始まって以来、Met Operaは無料のストリーミング配信を連日行ってきていたが、なかなかこちらの受信環境が整っていなかった。夏には光ケーブル工事をして Wi-Fi 環境も飛躍的に改善したのだが… 年明けに思い立ち、この有料のオン・デマンドサービスを申し込んだ。最初はある演目の1回きりの再生に対して $4.99 を支払ったのだが、操作がうまく行かなかった。このとき、併せてした $50 の寄付に対する御礼の手紙が２月下旬に届いた。下の写真がそれ…
結局のところ、すぐ後に月額 $14.99 でアーカイブ映像や音源が見放題・聴き放題（一週間のお試し期間付き）のプランに申し込んだ。スマホやタブレット端末、PCの大きな画面でも再生でき、今のところ不満はない。Android TV にキャストできていたのだが、いつの間にか不具合が起きて大画面で見ることができなくなってしまった。この辺がベルリンフィルのデジタル・コンサートホールと違う。ベルリンフィルのはTV側にアプリがあった。IIJ という日本のIT企業がサイト運営に関わっているようだ。
ところで、METからの "Thank you Letter" はいかにもアメリカ的といえるかな？ 寄付文化が生活に根付いている国だ。日本でも「ふるさと納税」に対して自治体からの「礼状」は来るが、いかにも形式的（お役所的）で、すぐにゴミ箱に捨てたくなる。上の文章は読み応えがあるではないか！
わざわざ外国にまで電子メールではなく紙の手紙で礼状を送ってくれる。さすがにUS Postal Service では郵送料が負担になるのか？あるいはコロナ禍で航空便に影響がでているのか "Jersey Post" という聞いたことのないメール便で送られてきたが… ちなみにアメリカの New Jersey 州とは関係なく、フランスのノルマンディー沖に浮かぶ（英国王室属国）ジャージー島にある会社らしい。この年になっても世界には知らない国や地域がたくさんあるなぁ…
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