皆さま新年明けましておめでとうございます。
この年になると「目出度くもあり、目出度くもなし」という気分になってくるが、正月二日、家族がまだ布団の中にいる頃に家を出て、橿原神宮に初詣に行ってきた。
お参りする頃には９時半を過ぎていたので参拝客が少なめというものの、このとおりである。名物の大絵馬の前では記念写真を撮ろうという人々でいっぱい。僕も子供の頃は親に写真を撮ってもらった。中学３年生の時は仲の良かった友人３人とここで大晦日徹夜のアルバイトをした。お札やお守り、守護矢（当時は破魔矢と呼んでいた）を売る、んじゃなかった、奉納金に対するお下がりを渡していた。朝に食べた雑煮にはショックを受けた。すまし汁に鶏肉と青菜だけだったから…
内拝殿の前の大きな賽銭箱に賽銭を投げ込み、祈願（内容はナイショ）を済ませ、高校生だろうか可愛い巫女姿のバイトの女の子から守護矢を求める。初穂料３０００円也。上の写真の絵馬と同じデザインのものが矢に付いたものだ。全長８０センチ位かな？
拝殿前広場の反対側には献上された酒樽が積んである。↓
左端には葛城の「梅の宿」、中央左寄りには大手酒造メーカーに混じって奈良の「春鹿」や「長龍」～広陵町に倉があって、年末のふたり忘年会では大和高田の寿司屋でしこたま飲んだ～の名前が見える。鳥の絵柄は「やたがらす」、神話に出てくる神武天皇に縁の鳥だが吉野・北岡本店の酒だ。
これを眺めてから帰路につく。幼い頃から数え切れないほど訪れた橿原神宮。帰りは別ルートで鳥居を出て、ひとつ手前の畝傍御陵前駅から電車に乗って帰る。良く晴れて清々しい朝であった。
これはのどぐろの一夜干し。サイズはちっこいですが、旨かったス。日本酒に合いますねぇ… 燗酒も注文しちゃいました。徳利に変わってますね…
さらに、鳥取名物ということで、ブロッコリーのごろごろコロッケ、頂きましたぁ↓ ホクホクで、これは絶品です。
そして、シメは「ねばりっこのとろろ飯」!! 「こんなの食ったことない」級の粘りのあるとろろでしたぁ。
お腹もいっぱいになり、満足してお会計したら、なんと６千円超えでしたぁ… まぁ、たまにはいいよね。倉吉のHappyな夜、このあとコンビニで翌朝の朝食用のデニッシュとヨーグルトを買って、ホテルの部屋に戻りました。
部屋のTVで夕方のニュース番組を見た後、夕食に出かける。フロント？で紹介された店は広い駐車場（一帯はホテルのほか、映画館、スーパーや専門店などが入る『パープルタウン』という大きなショッピング・モールだった）の道路を渡った向こう側。行ってみると大きな提灯のかかった焼き鳥屋はあるのだが、その「彩食…」はなかなか見つからない。うろうろして、少し奥まったところにある店を見つけたのだが、戸口を開けて覗いてみたところ、「ちょっと高そうな」感じのする「割烹」っぽい店だったので入るのをやめた。とても「居酒屋」の雰囲気ではない…
地図を見てあたりを眺め、ホテルから幹線道路を渡ったところにある小さなモール内の『魚河岸ろばた「旬門」倉吉店』に入った。おひとり様なのだが、少し待たされ、カウンターではなく二人席の小部屋に案内される。さっき見たら立派なWebサイトがありました→ http://kurayoshi.shunmongr.com/
せっかくなので、お造り三種盛りと地酒～たぶん八郷（やごう）という純米酒～を注文したら、お通しに甲羅に入ったカニみそが運ばれてきた。これは感動モノです。お酒もすっきり系でバッチリ!!
お造り↓ は右のが季節ものでしょうか？ 歯ごたえもあり旨かったです。
調子に乗って別メニューにあった新入荷!!のカニを注文、知らなかったけど、この小さいのを「親ガニ」っていうんですね。焼いてもらいました。注文の時に「どちらですか？」って訊かれたのは、メニューの上部に「ずわいガニ」のりっぱなのが一足3800円也で出ていたから… そんなの全く目に入っていなかったス。あんまり身の詰まっていないのを一生懸命ほじくって食べました（笑）
（つづく）
コンクール観戦記のおまけ、その１である。いつも思うのだが、お昼休憩にどこで何を食べるか？が大きな問題だ。
今回の鳥取大会は直前になってからネットで下調べをした。すると、「武蔵屋食堂」さんの「素ラーメン」なるものにヒットし、ここが会場のとりぎん文化会館から比較的近く（徒歩5分ぐらい）の距離にあった。しかも日曜休業なので、第一日に行くべし、と心に決める。ところが生来の方向音痴で、かつ携帯電話に友人「つのぶえ」さんからの着信メッセージがあったので、歩きながら応答しているうち、どっちの方角に歩いているのか分からなくなった。道行く人に訊こうとしても、僕と同様、よそから来た人ばかり…
携帯に『食べログ』から地図を保存していたのだが、意を決してバス通りを「駅前」であろう方向に歩き始める。市役所前を過ぎ、「本町１丁目」の信号があった。やったぁ～ 次の「二階町１丁目」で目印を探すと「イズモト歯科医院」は道路の反対側にあった。まぁ、そんなもんです。細めの道を入って行くと看板が見えました。写真なんかはこちら↓を参照ください。僕の写真はぶれてしまっているので…
http://www.masaemon.jp/entry/2014/07/14/tottori-tottori-setmeal-musashiyashokudo
店の中は案外すいていたが、「町の食堂」といった感じで、おばあちゃんが一人で給仕している。他の客の配膳とか済むまで注文を待たねばならぬ。そのあいだに店内を見回していたが、麺類・丼物のメニュー（木製の札）がかかっているだけ。コップの水が運ばれてきて、「定食はないのか」訊いたところ、否とのことで、名物の素ラーメン・ハーフの「半素ラーメン」と「親子丼」を注文する。そうこうするうちに店内が混んできて、東北か北海道から来たと思しき母娘と相席になった。テーブルの上に出していたコンクールのプログラムを見つけ、はっ、としたようだったが…
「素ラーメン」は縮れ麺に和風だしのあっさりした味で、感動モノでした。親子丼の卵は甘めの味付けでドロドロ。しかも、つゆだくですぅ。鶏肉は各部位の入った「かしわ」で懐かしい感じがした。味わいながらも急いで食べ、スープも飲み干し完食!! ごちそう様でした。店を出るころには、店内外で椅子に座り席を待つ人が多くなっていた。やっぱり、急ぎ足で歩いて、勘も当ってよかったぁ～。一日目は大正解でしたね。外は少しも寒くなく、曇り空の下を上着を脱いで（薄いシャツとベスト姿です）とりぎん文化会館に向かったのでした。
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