さて、銀行に刃向かってもしょうがないので、要求された資料をどうしようかと思案した。なお、ソニー銀行からのメールは自宅でしか閲覧できないPCメールアドレスに設定してあるので、PDFファイルの添付メール送信は銀行休業日ではあるが 5/16 の土曜日に行うことにした。PDFファイルの作成は前述の Manulife への変更手続きで経験済みだ。また、ファイルにパスワードをかけるのも会社の業務でやっているのでフリーソフトをダウンロードすれば何とかなるだろう…
それにしても「うるさい」ことを訊いてくるものだ。
(1) 送金目的の確認: Manulife からの "Notice of Payment Due"(支払期限のお知らせ)がようやく届いたところだった。通知書の発行日が 4/27 で支払期限が 5/19。封筒を見ると消印が 4/30 になっており、郵便を受け取った時点(5/11到着)で郵送期間を考えれば期限ギリギリ。最近では前もって Vancouver にある代理店の Kikuchi Insurance Agencies に小切手を郵送していた。(もっとも、保険商品という性格上1か月程度の猶予期間はあるし、積立剰余金もあるので多少支払が遅れても大丈夫と聞いているが…) この "Notice" を添付するが、書面には最低支払額の半年払い額 C$776.00 の記載がある。さらに 「5/19 までの払い込みで C$23,478.55 までの非課税限度枠がある」との記載があるので、昨年 5/20 発行の "Policy Statement" (年次報告書)を添付して、この「保険商品」の商品性を解説し、「自分では年間払込額を最大 C$3,000 と考えている」と説明。
(2) 送金先の確認:実際の送金先はカナダの銀行 CIBC の自分自身の口座なので、"Personal Chequing Account Statement" を添付。最新(4/22時点)のものと昨年11月(半年前)に Manulife 宛に支払った C$1,250.00 の小切手イメージ(画像)付きのステートメントもあったので併せて添付。これで半年ごとに保険料を支払っているという証左になるだろう。
(3) 送金原資等の確認:会社から年3回支給されるボーナスの受取口座にソニー銀行を指定しているので、その旨を記載。4月末に今回の送金枠 C$3,000 を賄える金額(もちろん所得税・社会保険料が控除された後)の振込があった。しかも、4/3 と 5/14 (お尋ねメールを受信した日)の二回に分けて既に C$3,000 を購入済み。外貨購入自体はスマートフォンで簡単にできてしまうのだ… 必須のようなので、給与の支払者(会社名・住所)の記載がある昨年の「源泉徴収票」を添付。
コメントで、月々の給与△△万円は「家計口座」の地元地銀と「お小遣い口座」の楽天銀行に振り込まれている、と記載。これらは送金の原資に関係ないので、当然通帳のコピーなんかは付けない。
「ソニー銀行から外貨送金をする理由」は、ちょっと「おべんちゃら」も込めて「低コストで外貨購入ができる」としておいた。
出来る限り合理的に説明したのだが、「承認」されたのは 5/19 の火曜日のことであった。質問に回答してから2営業日目、最初に申請してから4営業日後。近頃の外為取引に対するチェックの厳しさからいうと、これで良しとしなければならないのであろう。
さっそくその日のうちに送金依頼を申請したら、(当たり前だけど)スピーディーに承認され、外貨普通預金から送金資金と円普通預金から送金手数料 3,000円が引き落とされた。実際の送金実行は翌20日である。
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