三つ前の記事で 6/13にようやくクリーンビルの取立が完了したことを報告したが、次のステップはこのドル資金をこのメガバンクからネット専業のソニー銀行に移すことだ。こと外貨預金に関しては僕の知る限りソニー銀行が他行と比較して相当高い金利を付けている。MUFGでは米ドルの普通・定期預金とも 0.2%台に対し、ソニー銀行は普通預金が 0.7% 定期預金が(FRBによる利下げ観測があるのでしばらく前の 2%台から低下したものの)3ヶ月で 1.9%、 6ヶ月だと 1.8% (本日 7/3現在)金利を付けてくれる。もし円資金からドルを買って定期預金をすると1ヶ月で 2.5% とかになるようだが、僕はドル資金を持っているので…
さて、先週 6/26(水)は会社休みだったので、MUFGの大阪市内の支店に向かった。というのはドル口座の資金をそのまま他行に送金するという「外国為替」手続きは奈良県内の支店では取り扱いできないというのだ。会社近くの大東市・東大阪市でも同じ。メガバンクもそういう機能は都心の支店に集約しているのだなぁ… この日は近鉄上本町駅すぐそばの支店に出向いた。10時半過ぎだったが、一般窓口とはちがう別フロアの外国為替課もデスクが2つとも接客中で後ろのソファーで待った。上席らしい男性が用件を聞いてくれたが、しばらく待ってデスクが空いた。待っている間に感じたことだが、この支店は本町や難波の支店と違って、ちょっと庶民的な匂いがする。Tシャツを着た中年女性が海外(カナダ)に留学中の子どもの学費を送金手続きに来ているみたいだった。LINE通話だろうか?学校への送金内容をスマホで確認していた。他は近所の「〇〇貿易」みたいな感じの事務服姿の女子社員が送金書類などを持ち込んできている様子。
僕の用件は、自分の米ドル口座にある資金を単に他の国内銀行の米ドル口座に送金するだけだったし、先日同行で資金取立をしてもらったことも判っているのだが、やはり手続きに時間がかかった。自分の名前・住所を、そして東京にあるソニー銀行の情報もローマ字で書くのも、面倒くさい。住所の一部の書き漏れも指摘された。なにぶん郡部なので、住所表記が長くなる。11時過ぎに手続きが完了し、ソニー銀行への着金は翌日かと覚悟したが、帰宅したらその日の夕方に着金案内のメッセージが入った。
ついでに下のフロアでカナダドル預金の口座解約手続きをした。6年ほど前に他の用事で本町の支店を訪れた折、ついでに口座開設し、C$1,000のみ預けていたのだが、インターネット取引ができずに不便なだけ。行員とのコミュニケーション・ミスが多少なりともあり、後日、ポケットティッシュ1コが同封された詫びの手紙を受け取ったのだが… 当時1ドル100円以上で買ったカナダドルも最近では80円程度。2割下落だが、ここで損切りだ。この日の相場は円受取のTTBが@79.82円だったが、窓口に足を運ばないと解約・円転できないので、「損切りのため」と説明して解約手続きをしてもらう。いわゆる「運用相談窓口」のようで〇〇代理の女性がカナダドルのチャートを見せて話してくれるが、そんな情報は自分のカネのことだし百も承知だ。ほんとうに "Go ahead and Cancel it!" という気分だったが時間がかかった。なんでこんなに窓口で時間がかかるのか不思議な気持ちだが、会社や家を出て街に出ると、社会勉強になりますわぁ。
店を出たのは既に正午を過ぎてから。ゆっくり家で食事しようと、「成城石井」の店頭に並んでいたワンコイン弁当を買って近鉄電車に乗り込んだのでした。
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