INUKSHUKのつぶやき

それでも飲む

 

写真は変わりオムレツで自作。底が（オリーブオイルで焼いて）カリカリになっていて具はブロッコリー他の野菜とコーンビーフをのせ蒸し焼きにしたもの。玉子にはご飯が混ざっています。レシピにはない山芋も入れてみました。これも結構上手く行った感じ。

今日もお昼は一人で…　背景に写っているのはスペイン産の赤ワイン。トレド地方のものだそう。シンプルながら、なかなかいけます。表題の「それでも飲む」というのは、昨日の土曜日は昼間に結婚披露宴、夜は同窓会とダブル・ヘッダーでしこたま飲んで二日酔い気味なのに昼間から飲んでしまう、ということなんです。でも好きだから、どうしようもないんだよなぁ。

昨日は…　乾杯のシャンパンは "CATTIER" そのあとの白・赤ともシャトーものではないようだが、フランス産の上品な味わいでした（※）。夜の部では芋焼酎をたっぷり飲み、二次会ではカラオケも熱唱して極楽～！　最後は元マドンナに車で家まで送ってもらいましたぁ。もちろんお目付役の女子も同乗していましたが…

 （※）赤ワインの名前をあとで思い出しました。 "Merveille"というテーブルワイン。いま噂のYahoo知恵袋に「友人の結婚披露宴で出たワイン」として質問があがっていました。詳細は分からないのですが、特別のルートでホテルに入っているワインのようですねぃ。

棒餃子

会社に出入りしてる生保レディーにレシピをもらい、写真が旨そうだったので自分で作ってみた。

 
 
材料は豚挽肉とキャベツにネギ。餃子の皮もスーパーで買って、餃子作りに初チャレンジだ。

キャベツを粗みじん切りにするのに結構手間取った。だが、自分で云うのも何だが、出来上がりは上々。キャベツの食感が「よしよし」である。レシピには豚挽肉１００ｇで１０本分とあったが、自分もたくさん食べたいし、家族５人なので多めに作る。少し大きめの餃子の皮を買ったのでお肉２４０ｇで２０本作成。タレもレモンを搾って自分で作った。

写真の背景に写っているが、お供は麦焼酎「安心院蔵」のロック。焼き餃子にはこれが合いそうな気がする。

家族は外出していたりで、まだ食べてもらっていない。娘には気に入ってもらえそうな気がするんだけど…

大根餅（その２）～そして餃子～

 

またまた大根餅を買ってきた。今度はブロックで売っているやつを包丁で切ってフライパンで焼く。中国人のオジサンが「高温まで熱してから焼くと皮がくっつかないよ」とアドバイスをくれ、そのとおり多めのゴマ油で焼くとパッチリ！の出来であった。今回のはやたらもっちりして、大根のほろほろ感がない。上新粉が多いのかな？　個人的には前回の方が好みだ。

この日は南京町をぶらついた後、少し歩いてお気に入りの餃子専門店Ｍに行ったのだが、シャッターが下り「都合により休み」の貼り紙が…　昭和２９年創業という名店で、カウンターに座って焼き上がるのを待っている間、皮を延ばしたり餡を包んだりしているのを見るのが楽しみなのだが、最近は空振りが多い。気を取り直して元町駅前のＨにとって返したが、ここはカウンターがオジサンたちで満席。餃子の皿とビール瓶が並び、おばちゃんが「しばらく席は空きそうにない」と教えてくれた。ここは諦め三宮方面へ…

大通りに面した小さな店で「餃子屋」と銘打った中華料理店を覗く。小さなテーブル４つのみで、予想以上にこぢんまりしている。入っている客は３人だが、どうせこっちも一人だし…　焼餃子とビールを頼んだのだが、隣のテーブルの水餃子があまりに旨そうで一人前５ヶを追加で頼む。これは正解！ 味噌ダレで食う神戸風焼餃子もいいが、うまみを楽しむなら水餃子だよなぁ。中国人だけでやっている店で、女の子もカタコトの日本語を喋っていた。晩ご飯を済ませて帰るつもりだったので「若鶏と野菜のピリ辛炒め」を注文したが、これが凄かった。女の子が「食べられない」という「鷹の爪」トウガラシがたっぷり入っていて頭から湯気が出そうになった。ビールの後の瓶から汲まれた紹興酒も旨し。ちなみに２月下旬から「帰郷のため」しばらく休業の貼り紙が店内にあった！

大根餅～あるいは蘿蔔糕～

今年の旧正月は２月３日であった。最近は中国・韓国との心理的（といっていいのか）距離が近くなり、ＴＶニュースなんかでも伝えられていた。日本を除く東アジアの多くの国ではこの旧暦の正月を「春節」として大々的に祝う。正月休みを利用して中国・台湾・韓国からの旅行客が数多く日本を訪れたようだ。香港マーケットも２月２日は半ドンだったが、明日７日から再開するのであろうか？

さて、本日のテーマは「大根餅」。これだ！

 

アメリカ、カナダ滞在中、飲茶をしばしば楽しんだが、海老ギョウザ（蝦餃＝ハーカォ）・ニラまんじゅうなどの蒸し物、豚足・鶏の足などのコラーゲンたっぷりな珍味とともに印象に残っているのが、この大根餅。春節などのお祝いの時期によく食べられるようだ。カナダのトロント郊外では人口の一割程度が中国人（広東系が多い）で、ほぼ毎週末、近くの中華モールで飲茶を楽しんだ。ワゴンで売り歩いてくる店が多く、耳から料理名が入ってきた。これは「ローバーコゥ」と聞こえていたのだが、インターネットで調べると「蘿蔔糕」（ローポーガオ）とあった。

とにかく、こいつが無性に食べたくなって、２月５日の土曜日に神戸南京町に足を運んだ。前夜は大学時代のクラブ仲間と天満の例の店で牡蠣や鶏の造りを食し、北新地の例のバーに繰り出し、肥後橋の例のホテルに泊まった。で、朝１０時半頃に神戸元町に着くと、イベント会場あたりには人だかりができていたものの、通りの端の方は案外すいていた。点心を売る店も開店間もないようだ。大根餅を売っている店を見つけ「家で焼くから」と冷凍した調理前のを買って帰った。

電車に乗り、会社に置いていた車に乗って帰ると、家に着いた頃には鞄の中の「冷凍大根餅」がいい塩梅に自然解凍されていた。フライパンに多めの油をひき、揚げるように焼くとうまくいった。中には干しエビと椎茸、ハムぐらい入っているかなぁ…　とてもシンプルな味わい。タレもつけず、そのまま食したが、大根がもっちりでもなく口の中で微妙なほぐれ具合でとけて行く。やっぱりこれだ！　広東料理店の店先で一切れ１００円のを買ったのだが、食料品店では固まりを１０００円で売っていた。年中売っているのかなぁ。次回はそちらを試してみたい気がする…

最近のお気に入り ～ Heidsieck Monopole Blue Top ～

 　 

 
"HEIDSIECK"はフランス風に「エドシック」と読むらしい。 最近お気に入りのシャンパンである。電車で都会に出かけるときに乗り換える駅で駅中に「成城石井」がある。ここで目についたのが黄色いラベルのこいつ。”Blue Top"は英語だが、キャッチコピーが「あの（氷山に衝突しカナダ沖の大西洋に沈んだ豪華客船）タイタニック号で出されていた」シャンパン。外国のエアラインでもよく出されているらしい。その昔、ＪＡＬのエコノミーでこっそり"Pommery"を出して貰ったことがあったけどなぁ。ハーフサイズが２０００円でお釣りが来るお値打ち価格だ。柑橘系の香りがいい。

 

正月三日 ～サーモンとオレゴン・ワイン～

調子に乗っていっちゃいます。本日のワインはこれ↓

 

アメリカはオレゴン州のシャルドネ。Willamette Valley Vineyards の "Dijon Clone" 2007 とある。 "Dijon Clone" というのはどうやら Chardonnay のさらに細かい品種を指しているようだが、口に含んで「う～ん、これは懐かしい味」。アメリカンな味わいだ。カリフォルニア白ワインの特徴であるオーク香が微かに残っているのだが、ヴァニラ香はあまりせず、繊細なフルーツの香りがする。ズルしてネット検索すると、パイナップルとかバナナ…というコメントがあった。そんな感じです。同じシャルドネでも昨日のシャブリとは違った味わい。もっとリッチだけど、典型的なカリフォルニアものほどどぎつくない。たまたま去年の秋にネットショップの「和泉屋」で購入し、３ヶ月以上ほったらかしだったっけど、飲んでたちまち惚れてしまった。

食卓はこんな感じです↓　おせちに飽きたので、冷蔵庫からサーモンを出してきた。もちろん、鯛もつまみます。

 

グラスに入れるといい色してるよねぇ。

おまけの話。オレゴン州の Willamette Valley には思い入れがある。１９８６年の秋、僕がアメリカで初めて訪れたのがポートランドから１００Kmほど南に下った Willamatte Valley の Corvallis という町。空港から女性の運転する乗り合いリムジンでたどり着いた。そこにオレゴン州立大学があって、３ヶ月間、ＥＳＬで語学研修をさせて貰った。大学キャンパス内の寮に住んでいたのだが、土曜日なんかに店が並ぶ町の中心街をちょっと先まで歩くとウィラメット川が流れていた。ちょうど秋の頃は雨季に当たっていて、天気がよい朝にも霧や靄がよく立ちこめていたことを思い出す。そういえばワイン・フェアがあって試飲をしたり、アコースティック・バンドの生演奏を聴いたことを思い出した。あのとき仲良く（僕が既婚の社会人だと知って、いろんなアドヴァイスを）してくれた四国出身の元スチュワーデスの女性はどうしているかな？　若いアメリカ人に気に入られて同棲を始めた…とかだったんだけど。

 

正月二日 ～鯛には Chablis～

お正月二日目。妻子と初詣に出かけました。その前に親の家に年賀に行って、毎年参拝する神宮に行って来ました。割と暖かな気候で、人出はそこそこでしたね。神社も初詣の時期はかき入れ時、お賽銭よりも守護矢などの縁起物の「売り上げ」は凄い額になるんでしょうね。妻子はおみくじを引き、中吉と小吉。願い事の絵馬。ストレートに「XX高校に合格できますように」というものから病気快復を願うものもあったが、「まっすぐに進んで行けますように」なんてピュアなものに感動してしまいます。

さて、今夜のメインはこれ↓

 

睨み鯛ですね。きのうは箸をつけず、我慢していたもの。

日本酒も好いけど、冷蔵庫で冷やしておいたこれ↓　を取り出しました。

 

去年の秋にしれておいたシャブリの２００８年ものです。開けてみたら辛口白ワインの独特の風味ですねぇ。数の子なんかにも合います。あ～、生牡蠣にはこれだぁ～。お正月なので鯛と合わせてみます。白身がしっかりしていて鯛は抜群に旨いです。夕方から独りでちびちびやっていたら、ボトルがほとんど空いてしまいました。飲む前は昨日からの日本酒飲み続けで少し頭も痛かったのですが、今はかえってすっきりです。明日の朝が怖いなぁ…

2011年元旦 ～そして DELIUS～

新年あけましておめでとうございます。

今年はこれ↓から始まりました。

 
大晦日に買った奈良豊澤酒造（ブランドは豊祝）さんの絞りたて新酒です。

作りたての原酒なんですねぇ。じつは他の家族はみんな朝が遅いので、おせちでお祝いの前に封を切って独りで飲んでしまいました。「淡麗辛口」で口当たりはすっきり、少しフルーティーな味わいなんですが、後で見たらアルコール分は「１８度以上１９度未満」って書いてました。朝に義父母も少し飲んだのですが、僕が殆ど飲んで、あと２合ぐらいしか残っていない…　おせちをアテに久々にたくさん日本酒を飲んで、昼寝もしました。

おせちの中で好きなのが「くわい」と「棒鱈」それに「数の子」。これにゴボウやレンコンがあればなんぼでも食べて飲んでしまいます。今日は朝昼晩ともこれですが、ＨＡＰＰＹな気分です。

そして夜になって取り出したＣＤは Frederick Delius の合唱曲（Part-Song）集。ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートもいいけど、やっぱり合唱曲～しかもアカペラ～ですよねぇ。Deliusは去年か一昨年に練習を始めたんだけど、なぜだかお蔵入りになったのです。僕としては男声が四部になったり繊細なハーモニーで好きなんだけど…　また練習してステージにのせる機会があればと思っています。

では、みなさん、今年もこの「INUKSHUKのつぶやき」をよろしくお願いします。

大晦日２０１０（その１）

いよいよ今年最後の日が来た。この一年は早かったなぁ、と思うし、歳を取るにつれ「年の瀬の感傷」のようなものが無くなってきているような気がする。さすがに昨日から会社が休みで、サボっていた部屋の片づけやトイレや階段の高いところの掃除などすると、正月を迎える気分になってきたけれども…

一昨日の晩から年末寒波の影響でお天気は荒れ模様。奈良盆地のこの辺では今朝も雪が舞っている。西風が強いようだ。そんな中、正月用の酒～日本酒～とつまみを業務スーパーに買い出しに出かけた。普段はよく会社帰りに寄る店だが、今朝は早めの１０時過ぎに行ったのが良かった。帰る頃にはもう駐車場の空き待ちの車の列ができていた。しぼりたての「純米生酒」というのを一升瓶でゲット。無濾過とあり、当然、奈良の地酒である。もう１本、奈良県内の別の地域の地酒も購入。お正月早々はいくら焼酎好きの僕も日本酒で通さねばなるまい。詳細は新年を迎えてからレポートすることにしよう。

台所ではお節料理作りに忙しそうだ。部屋を出ると煮炊きする良い匂いが漂ってくる。このへんは女性陣に任せることにしよう。デパートで売っているような豪華な「おせち」も好いかもしれないが、やはり手作りのものを塗りのお重に入れるに限る。これと日本酒！　明日の朝が待ち遠しい。

 

"Radio Bagel" その後

以前、7/27付の記事に書いた京都北山のベーグル屋さんのこと。じつは初めて訪問してから三度ほどベーグルを買いに行っている。土曜日のコーラスの練習前に電話で注文していたのを取りに行く、というパターンだ。なぜ事前注文しておくか？というと、お店が夕方５時に閉まるので、行ってみて欲しい種類のベーグルがなくなっているとショックだからだ。遠方から行くので念を入れて…　シンプルなプレーン、オニオン、セサミ（黒ゴマ）ぐらいしか買わないんだけど、合計６個ぐらい買って冷凍保存しておく。

 

これは「オニオン」 だが、ごらんのとおり"Radio Bagel"のは皮がパリパリ感があり（つやつやしてるでしょ）、中はもちもち。アメリカで勤務していたとき、会社のカフェテリアで出していたものに近い。鉄板で軽くトーストし、目玉焼きとソーセージ（マクドナルドなんかで出るやつを想像してね）などを挟んでもらった。あの頃はまだ３０歳代だったから平気だったんだけど、近頃は５０歳を過ぎてカロリー摂取を気にしている。で、朝食はこんな具合になる↓

 

ベーグルは半個。クリームチーズ（昔は苦手だったが、最近はＯＫ）を塗ってハムなどを挟む。ヨーグルトを少々。砂糖類は入れず、果物とブラック・コーヒー。これが近頃の朝食メニューで、ベーグルがバゲットに変わったりする。バゲットも皮はパリッ、中はもちもち、なのが好い。夜は毎晩、焼酎やワインを飲んで、結構食べるのだが、朝食はほどほどに、かつバランス良く摂るように心がけている。

直近では"Radio Bagel"さんに１２月２５日のクリスマスの土曜日、午後４時半頃に訪れた。ご主人の他に女性が２人いて、名前を告げると「いつもありがとう」という感じで愛想良くしてもらった。奥様だったのかな？　翌日は上賀茂神社での手作り市出店、その後は１月３日まで休みということで、上手く僕も年末年始用のベーグルを仕入れることができた。来年も美味しいベーグル作ってくださいね。よろしくお願いします！