本日12月22日は一年で一番昼が短いという冬至ですね。家に帰れば南瓜の料理が待っているかな?
僕の誕生日は夏至近くなので、今日は村上春樹のいう「裏誕生日」です。蟹座のAB型。万人に愛されるタイプではないかもしれません、、、 明日は天皇誕生日、土曜日の25日はイエス・キリストの誕生日~いわゆるクリスマス~ですね。
今日は会社の仕事が忙しく、これから残業です。では、また。
本日12月22日は一年で一番昼が短いという冬至ですね。家に帰れば南瓜の料理が待っているかな?
僕の誕生日は夏至近くなので、今日は村上春樹のいう「裏誕生日」です。蟹座のAB型。万人に愛されるタイプではないかもしれません、、、 明日は天皇誕生日、土曜日の25日はイエス・キリストの誕生日~いわゆるクリスマス~ですね。
今日は会社の仕事が忙しく、これから残業です。では、また。
実は僕は大相撲ファンなんです。先場所(名古屋場所)は場所前に野球賭博問題やらいろいろな問題(暴力団に絡むもんですなぁ)が出てきて、本場所の開催さえ危ぶまれる状況であった。なんとか開催されたもののNHKはそのTV中継をファンの声を無視して休止(幕内取組のダイジェストは放送したようであるが)した。
相撲協会の一連の処分で問題が解決したとは言い難いものの、今日から秋場所の始まり。NHKも大相撲中継を復活した。家にいれば午後1時過ぎからBS放送で幕下以下から見るぐらい好きなのだが、今日は街に出かけていたので3時過ぎから飲食店の店内TVで中継を見た。神戸のとある串カツ屋のカウンター席で体を斜にしながらTVディスプレイを見ていたのだが、いやぁ、力が入りましたねぇ。4時過ぎに店に入ったが、相撲に注目しているのは最初は僕ぐらいでした。だんだんオッちゃんたちが店に入ってきてTVにも目を向けていたが、僕ほど熱心に見てはいなかった。皆さん相撲を見に来ているわけではなく、ただ串カツを食べに来ただけですからねぃ。僕はビールを飲み、焼酎を飲み、どて焼きや串カツをつまみながら相撲や放駒新理事長の挨拶なんかを見ておりましたぁ。 最後に横綱白鵬が勝ったのを見て勘定を済ませ店を出たわけですが・・・
ところで…
僕はメニューをみて瓶ビールのサッポロ・ラガー(いわゆる「赤星」というやつで、関西では結構珍しいと思う)を注文した。あまり味に特色のない(まぁ良く云えばまろやかな味わいの)「黒ラベル」とちがって結構「ピリピリ」する感じだ。キリンのクラシック・ラガーとも違う、ビールを飲み始めた頃の慣れない苦みと辛さの混合か? 僕にとっては懐かしい味で「これもいいか!」なんて思ったのだが、他のお客さんの様子を見ていると・・・ 誰もこの「サッポロ」を注文しない。生ビール!(アサヒである)を注文する人も多いが、「瓶ビール」にこだわる人もお店の人にどちらの銘柄か聴かれて僕の座っていた1時間半強の間、誰もが「アサヒ」を指名した。「スーパードライ」恐るべし。僕は好んで飲むことは無いが、関西では少数派=キリンも入れたらサッポロの指名率は一割を切るのでは=という状況のようだ。昼飯を食った中華料理店でも僕(キリン・クラシックラガー)以外の人は皆さんアサヒの生ビールか瓶でスーパードライを召し上がっておられました。
かまいません! 僕はアンチ・スーパードライだ。ビールを飲むならサッポロかキリンを指名。あるいは酎ハイではなく芋焼酎で通しますよぉ。
猛暑続きで寝苦しい夜が続いているが、あまりの暑さに耐えかねて、同室の隣のベッドで寝る妻が一晩中クーラーをかけ続ける。冷風の流れが僕に向かってくるので、上半身裸の肌には堪える。もともと僕は冷たい風が苦手で、会社でも空調機の噴き出し口の下で長袖の上着を着て耐えている。
今朝まだ薄暗いうちに目が覚めたら4時だったが、もう良いだろうと思ってクーラーを切った。きのうも明るいうちから結構飲んで喉が渇いていたので、水をグラスに一杯飲んでから寝なおす。あと1時間半だけど…
なかなか寝付けない気がしたが、短い時間で妙な夢を続けていくつか見た。微妙な室温のせいか、変な夢だ。そのうちの二つの夢は結構はっきり覚えている。
(その1) 友人一家と一緒に歩いているのだが、奥さんの方が僕に寄り添ってくる。そして顔を近づけ、なぜだか彼女が口づけを求めてくる。以前に僕らは付き合っていたんだっけ? 友人である旦那のほうは「こいつ、こんな奴だから」と僕に話す。子供と手をつなぎながら… 僕も今よりだいぶ若いようだった。30歳代かな?
(その2) 僕は社長室みたいなところで借金の返済をしているところだ。相手はきっちりとした身なりの恰幅の良い紳士。60歳代のようだった。でも受取証はもらえず、「はい、ではまた来月」とかなんとか言われて帰されてしまう…
へんてこりんな夢なんだが、何かを暗示しているのかな? 村上春樹の読みすぎだろうか? あるいは、図書館で借りて読んだ「文学界」の山田詠美「タイニー・ストーリーズ」のせいだろうか? 今年に入って何度か書いているようだが、結構おもしろい「ストーリーズ」である。GIと遊んだ話は男には書けないよなぁ。
今年の梅雨ももうじき明けるか?という感じだが、この時期、ふと昔見た蛍のことを考える。いや、梅雨の時期というよりも、7月上旬のアメリカ独立記念日(7月4日)の頃、といったほうがよいかもしれない。
かつて、仕事の関係でアメリカのニュージャージー州東北部に住んでいた。その前に業務研修という名目で半年間(1987年の3月から9月まで)そこで過ごしたことがある。ちょうど決算の手伝いも終わり、研修の終わりも見えてきた7月上旬に先輩に近隣の少し大きな街へ独立記念日の花火を見に連れて行ってもらった。アメリカでは日本の夏祭りのように打ち上げ花火がいつでも上げられるわけではなく、7月4日のこの日ぐらいにしか見られない、と聞いた。たぶん、そのころだと思うのだが、日が暮れて町なかの民家の芝生の上をホタルが飛ぶのを見た。近くを小川が流れているようだったが、家の前庭の芝生の上をお尻を光らせて飛ぶのである。後に家族帯同で赴任することになるのだが、1995年~1996年は小さな一軒家を借りて住んだ。この家でも前庭を蛍が飛んだ。芝生には毎日、水やりをするのだが、道路を挟んで道路の向かいの家の芝生も乱舞するのである。まぁ、緑が多く住みやすいニューヨーク近郊の町でしたね。たしかに近くに川が流れていたようだが、川辺で、という感じではなかったんですが、、、
日本での蛍の思い出。僕の育った家は田舎の駅前通りにあって、近くに水のきれいな川も少なく、子供の頃はホタルなど見たことがなかった。大学を出て就職をしてから、入っていたサークルの若い仲間と一緒に(たしかスカイラインに乗って男女5人で)隣の街S市のホタルの名所に車で連れて行ってもらった。川沿いに車を止めて、真っ暗やみの中、ホタルが乱舞するのが、鮮明に記憶に残っている。
それから、今住んでいる場所の近くの公園で。25年も前の話だ。近くに大きな川が流れ、竹やぶもあるのだが、最近は(というか約20年前に移り住んだのだが、そのころから)この辺でホタルが飛ぶのを見ない。そんなに都市化しているわけではないんだけど・・・
昨日は~会社の事情がいろいろあり~仕事が休みだったので、昼間から街に出てぶらぶらしていたのだが、目に付いた映画館で山田洋次監督の「おとうと」を見た。たしか、ことしの初めに公開され、TVコマーシャルで吉永小百合の弟役の笑福亭鶴瓶が結婚披露宴のテーブルをひっくり返すシーンが脳裏に焼きついている。
さて、映画を観たのは地方都市のいわゆる名画座。上映時間になって入ったのは20名ほどであったろうか。平日の昼間とあって客のほとんどはシニアの方々であったが、僕と同年代らしき中年男も中にはいた。ビニール袋の中にはビールとおつまみ??
映画そのものはちょっと誇張されすぎた「不出来な弟」の姿をコミカルに山田洋次が描くのだが、最初の方からなぜか涙腺が緩みがちになる。もちろんラストシーンが近付くと、ポケットからハンカチを取り出したまま、ときどき目尻に当ててしまうのだが・・・ 身寄りのない人のための「ホスピス」が出てきて、「あぁ、そんな施設もこの世の中にはあるのだ」と感心する。役者の演じ方があまりにドラマ化されて、しらっとしたいところだが、その中で吉永小百合演じる小さな薬局の未亡人店主のひたむきな生きる姿に、口では絶縁するといっても独り身の弟の健康や生活を心配する姿に僕の魂は無力になる。医者の夫と離婚し実家に帰ってきてしまう薬局の娘「小春」役の蒼井優、ホスピスで「現実を受け入れ、明るく淡々と」といった感じの石田ゆり子の演技にも好感が持てた。たまには、こうやって涙を自然に静かに体外に出すのも大事なことかもしれない。
それと、ワインの話。小春の結婚式の前夜~近所の工務店員と再婚するので二度あるのだが~家庭でのお祝いの夕食の前に、ボルドーらしき赤ワインのグラスを若くして亡くなったご主人(良いお医者さんだったという設定)の遺影の前に供えるのが印象的だった。
映画を観たあと、大阪の街で大学時代の仲間と旨いものを食べ、酒を酌み交わした。メーカー、公務員、金融関係、それぞれの道に進み、いろんな問題を抱えながらもまじめに働いている仲間だ。趣味を一生懸命に続けている奴だっている。我々は我々の現実の世界で幸せなひと時を共有できた気がした。
この週末は家でゴロゴロしていた、というか、ウィルス性胃腸炎で身動きがとれず、たまたま図書館で借りていた映画のヴィデオを独りで見た。第二次大戦中のポーランド・ワルシャワを舞台にした「戦場のピアニスト」だが、実話だそうだ。ヒトラーのナチス・ドイツによってユダヤ人が迫害され、ゲットーに押し込められ、さらにはホロコーストに送られたという話は教科書や他の書物、テレビの映像で目にしていたが、リアリティーあふれる映画という形で突きつけられると、目を背けたくなるようなおぞましい世界である。世界的な映画祭で受賞した所以であろうが…
ショパンだったと思うが、また、これが綺麗に憂いをもって響くんですよね。廃墟に隠れ住み、みすぼらしい格好をした主人公のピアニストがクライマックスでドイツ人将校に助けられる場面。感動的でウルウル来てしまいました。でも、ユダヤ人社会って複雑ですよね。世界中で疎まれたりなんかしながら、ある種、世界経済を牛耳っていたりする。映画の中でも、アメリカのユダヤ人が助けてくれないって言ってました。
僕は臆病者なので、人が殺される場面って、見るのがきつかった。普段は「平和ボケ」なんて、周りの人を非難することもあるのですが、やっぱり僕には戦争(人殺し)なんて、とてもできないと思います。寺島しのぶがベルリン映画賞で主演女優賞を獲った「キャタピラー」には興味あるけど、結局怖くて見られないんじゃないかなぁ。
昨日の夜、9時からNHKの衛星放送で放映してましたね。ついつい最後まで見てしまいました。
僕の父や母の若い頃、この映画が流行ったそうで、僕が洋画を見始めた頃(つまり今から40年ほど前)、母はグレゴリー・ペックのことを「ペック、ペック」って言ってました。僕にとっては、オードリー・ヘップバーンが何とも愛くるしく、素敵ですね。ショートカットの髪が可愛いです。この映画、何度見ても素敵ですね。
オードリー、永遠に!
先週金曜日の夕刊に記事が出ていましたね。91歳だったそうです。
サリンジャーといえば、まず「ライ麦畑でつかまえて」 "The Catcher in thr Rye" が語られるけれど、僕が彼の作品と出会ったのは、高校生の頃(三十数年前ですね)、自転車通学途上の本屋で見た「九つの物語」 "Nine Stories" の文庫本だったと思う。一番初めの物語「バナナフィッシュに最良の日」に度肝を抜かれて短篇を読み進み、「フラニーとズーイー」なんかも読んだ。どこまで中身を理解したかは怪しいもんだが、「ライ麦畑」を読んだのは少し後の浪人時代か大学時代かも知れない…
音楽では中学3年生に聴き始めたサイモンとガーファンクルが大好きで、英語やアメリカ文化にとても興味があった。英語の原書を読もうという気はなかったが、翻訳物の文庫本や雑誌はよく読んだ気がする。"Rolling Stone"誌や"Playboy"誌の日本語版である。P誌も買って帰った気がする。詰め襟の制服姿で当時サミー・デイヴィス・Jr.のCMが流行ったサントリーのホワイト・ウィスキーも学校帰りに買ったし、あまり「18歳とか未成年に酒やそういう雑誌を売らない」とかうるさくなかったのではないかと思う。
Rolling Stone"誌に出ていた記事で、アート・ガーファンクルが、「お金持ちになっていい事は、映画館に入って、つまらない映画だったら払った料金を気にせず途中で出て来られること」なんて云ってたのを何故だかよく憶えている。庶民は我慢して最後まで見ますよねぇ。
その後、サラリーマンとなった僕は、とある女友達に紹介されて「村上春樹」を読み始め(彼もアメリカ文学の影響を受けてますね)、いつしか、あこがれのアメリカで仕事をするようになり、"Nine Stories" や "The Catcher in the Rye"を原書で読み、ついには村上春樹の影響で、Raymond Carver なんかの原書も読むようになるんですが… そうそう、春樹は "Catcher" の新訳を2003年に出し、僕も買ったんだよ。
たしか、1995年前後に(僕は米国ニュージャージー州に住んでたんだけど)サリンジャーが隠遁生活をしているコネチカットの家が火事騒ぎで、アメリカでは新聞なんかで話題になりました…
そんなこんなの事をサリンジャーの訃報にふれ、思い出す今日このごろであります。
最近のコメント