INUKSHUKのつぶやき

全日本合唱コンクール２０１６＠鳥取（おまけNo.5）～ 倉吉の朝 ～

11月20日、日曜日の朝、暗いうちに目覚めると外は雨だった。土曜の朝に家を出てから鳥取のコンクール会場に到着するまで雨だったが、雪やみぞれでなかったのが幸いだった。おまけに一日めの日中・夜は傘いらずの暖かい曇りの天気。居酒屋から出たときに一雨降った形跡があったのだが…　ラッキーだ。

さて、傘を差して、前夜に朝食用のデニッシュとヨーグルトを買ったコンビニまで歩く。お目当ての『朝日新聞』とバナナ一本を追加で購入。ホテルに帰ってコーヒーを入れてもらう。この「倉吉タウンホテル」、朝6時半からコーヒーのサービスがあり、部屋まで運んでくれる。夕方、夜の「ウェルカム・コーヒー」もあるようだ。あっ、宿泊予約したので、小さな箱に入った『打越公園だんご』というのも貰った（食べずにお土産に持って帰りました…）し、コストパフォーマンスがあるといえば、そのとおり。

ベッドの上で新聞を広げ、コンクール第一日の結果をチェック。前夜、居酒屋で飲んでいる最中に友人からのメールで「関学グリーが大学ユースの部で金賞１位」の情報はあったけど、その他の詳細を確認した。おおむね自分の耳で感じたとおりでしたね。

時間があったのでTV番組を見たりして、ゆっくり部屋で時間を過ごしたのだが、隣の部屋からいびきが聞こえてきた。これも帰ってきてから「口コミ」で見たのだが、壁が薄くて評判が悪いところもある。朝食は例の「倉吉シティホテル」で摂ることもできるようだが、僕はホテルのコーヒー、コンビニで買ってきたデニッシュ、バナナ、飲むヨーグルトで済ませた。

コンクール会場は朝９時半開場なので、ホテルは８時20分頃にチェックアウトした。外は明るくなって、雨もほとんど上がっていた。再び傘いらず…　鳥取市内まで渋滞のない約１時間のドライブでした。晴れていれば、もっと気持ちよかったんだろうけど、晩秋の日本海ですからこんなもんでしょう！

全日本合唱コンクール２０１６＠鳥取（おまけNo.4）～ 倉吉の夜（３）～

これはのどぐろの一夜干し。サイズはちっこいですが、旨かったス。日本酒に合いますねぇ…　燗酒も注文しちゃいました。徳利に変わってますね…

さらに、鳥取名物ということで、ブロッコリーのごろごろコロッケ、頂きましたぁ↓　ホクホクで、これは絶品です。

そして、シメは「ねばりっこのとろろ飯」!!　「こんなの食ったことない」級の粘りのあるとろろでしたぁ。

お腹もいっぱいになり、満足してお会計したら、なんと６千円超えでしたぁ…　まぁ、たまにはいいよね。倉吉のHappyな夜、このあとコンビニで翌朝の朝食用のデニッシュとヨーグルトを買って、ホテルの部屋に戻りました。

 

全日本合唱コンクール２０１６＠鳥取（おまけNo.3）～ 倉吉の夜（２） ～

部屋のTVで夕方のニュース番組を見た後、夕食に出かける。フロント？で紹介された店は広い駐車場（一帯はホテルのほか、映画館、スーパーや専門店などが入る『パープルタウン』という大きなショッピング・モールだった）の道路を渡った向こう側。行ってみると大きな提灯のかかった焼き鳥屋はあるのだが、その「彩食…」はなかなか見つからない。うろうろして、少し奥まったところにある店を見つけたのだが、戸口を開けて覗いてみたところ、「ちょっと高そうな」感じのする「割烹」っぽい店だったので入るのをやめた。とても「居酒屋」の雰囲気ではない…

地図を見てあたりを眺め、ホテルから幹線道路を渡ったところにある小さなモール内の『魚河岸ろばた「旬門」倉吉店』に入った。おひとり様なのだが、少し待たされ、カウンターではなく二人席の小部屋に案内される。さっき見たら立派なWebサイトがありました→　http://kurayoshi.shunmongr.com/

せっかくなので、お造り三種盛りと地酒～たぶん八郷（やごう）という純米酒～を注文したら、お通しに甲羅に入ったカニみそが運ばれてきた。これは感動モノです。お酒もすっきり系でバッチリ!!　

お造り↓ は右のが季節ものでしょうか？　歯ごたえもあり旨かったです。 

調子に乗って別メニューにあった新入荷!!のカニを注文、知らなかったけど、この小さいのを「親ガニ」っていうんですね。焼いてもらいました。注文の時に「どちらですか？」って訊かれたのは、メニューの上部に「ずわいガニ」のりっぱなのが一足3800円也で出ていたから…　そんなの全く目に入っていなかったス。あんまり身の詰まっていないのを一生懸命ほじくって食べました（笑）

片口の八郷（やごう）もおかわりっス (ﾟ∇^*) ﾃﾍ♪

（つづく）

全日本合唱コンクール２０１６＠鳥取（おまけNo.2）～ 倉吉の夜（１） ～

この日の宿泊は鳥取市内ではなく～６か月前でも空室がなく予約できなかったのだ～距離にして40㎞、車で約１時間の倉吉市内に確保した。結果的にこれも悪くなかったけど…

第一日の演奏終了が午後４時半頃。休憩後の審査結果発表など聞いていると暗くなってしまうし、当事者・関係者でもないので、夕暮の明かりが残っているうちに倉吉に向かうことにする。カーナビに従い、一路西方の倉吉に向かうが、薄明かりの中、右手に砂浜と日本海が見えた。白兎海岸かぁ、と思いながら車を走らせる。途中でとっぷりと日が暮れてしまうが、たいした渋滞もなく、無事に倉吉市内に到着。カーナビの案内が終了し、広い駐車場に空きスペースを探して車を止める。

目の前にホテルが見えフロントに向かうと予約者の中に名前が無いという…　笑ってしまうのだが、僕が最初に入ったのが「倉吉シティホテル」。僕が予約したのは「倉吉タウンホテル」。紛らわしいこと極まりない。フロントのボーイが『タウンホテルなら駐車場の向かいのビルの２Fです』と教えてくれた。雑居ビルの２Fでエレベーターを降り、入り口を入ると左手に管理人室のような部屋があり、そこでチェックインの手続きをした。下駄箱でスリッパに履き替え、荷物をもってフローリングの廊下を部屋に向かう。予約した楽天トラベルのコメントを後で見ると、『倉吉の中心に位置し、駅にも、繁華街にも快適アクセス。低価格ながらコストパフォーマンスに優れたホテル』とある。なーるほど、１泊4980円だったが、それなりだなぁ。

夕食がまだだったので、受付で周辺の地図と飲食店の案内をもらった。『居酒屋風の店は？』と訊くと、ある店の生ビール無料券をくれた。

（つづく）

 

富山への旅（その５）

「富山地鉄」といっていたが、この路面電車で富山駅前と宿泊先のある荒町の間を２往復した。片道５分ほどで料金は２００円。リーズナブルで大変お世話になった。

ところで合唱コンクールの全国大会２日目の演奏は予定通り１７時１０分過ぎに終了。クロークに預けていたジャンパーと荷物を出してもらうのに大変な行列が出来ていて少々時間がかかったが、特急サンダーバードの発車時刻１８時前には十分時間の余裕がある。ホールの建物内にある特産品・土産物コーナーで白えびせんべいを買った後、駅に向かったのだが、売店ではお目当ての駅弁「ますのすし」が売り切れ状態。そうだよなぁ、合唱コンクール関係だけでも百人単位で富山駅を利用しているはず。もしやと思って駅南側の売店まで行ってみたが、ダメでした。発車時刻が迫ってきて「ええぃ、車内販売でゲットしよう」と決断。弁当は諦め「ホタルイカの黒漬け（イカスミと塩辛漬け）」などの土産を購入。旨かったです。あと、追加で買った富山吟撰堂の白えびせんべいは上品な味で好評でした。

さて、窓際の指定席に着席後、前夜の残り物の～といってもほとんど飲んでいなかった～ウイスキー（200ml入りだったか）を自販機で買ったミネラルウォーターで割ったのをちびちびやる。ナッツのおつまみも鞄に入っていた。手回しよくプラカップもコンビニで入手していた。この辺は用意周到なんだけどなぁ。ちなみに特急の指定席は京都からの行き帰りとも全てうまっているとのことだった。

弁当などの車内販売は途中の金沢駅からとのアナウンスが流れ、やれやれと思っていたが、金沢を過ぎても客が多いためかなかなか僕の車両に回ってこない。しばらくして車内販売のワゴンが登場。弁当を所望すると、鯖寿司（しめさばor焼いたの）や例の「ますのすし」などが書いてあるパネルを見せられた。荷物になるのでます寿司はお土産用に小ぶりの棒状のもの、そして自分の夕食用には焼き鯖寿司を注文。しめ鯖は苦手なんです。

そうそう、「立山」のカップ酒も忘れずに注文。京都駅に午後９時前に到着した時はまだいい気分…

富山への旅（その１）

前の３つの記事で書いたとおり、全日本合唱コンクールの全国大会を聴くため富山まで出かけたのだが、今回はその旅と食べ物について書いてみようか…

11月23日（金）＝勤労感謝の日の祝日＝合唱コンクールの前日、軽い昼食をとり12時半ごろに家を出て、京都14:10発のサンダーバード23号で富山に向かった。京都駅に着いて０番線ホームに行くとすでに大勢が列を作って大阪からの列車の到着を待っていた。僕の乗る車両の前では大学生らしい集団が衣装ケースと旅行鞄なんかを持って並んでいたから、同志社グリーの諸君だろうか？　僕は窓側の席を確保していたのだが、隣には60がらみのオジサンが座った。通路を挟んでお連れとしゃべっている。周りにも仲間がいるようで、にぎやかだった。芦原温泉あたりで降りたかな？

考えてみれば、新幹線以外での列車の旅はいつ以来だろう？　子どもができてから車での遠出は何度かしたことがあるが…　ひょっとして、結婚後すぐ妻の家族と東尋坊・永平寺方面に旅行して以来かもしれない。とすると、２５年ぶりぐらいかな？　しかも、金沢までは若い頃、何度か行ったことがあるが、その先の富山までは初めて。

京都駅で買ったサントリー角ハイボールのロング缶をちびちびやり、図書館で借りた丸谷才一の文庫本「たった一人の反乱」を読みながら（これがまた面白い。僕が中学生ぐらいの頃に書かれた小説だ。図書館で借りなかったなぁ…　ユーモア小節みたいだ）、そして時々車窓の外を眺めながら特急「サンダーバード」の旅は続く。

（話もまた次へ続く、としておこうか…）