INUKSHUKのつぶやき

さようなら、僕の Bank of America

前の記事でAmexの解約について書いたが、今度は銀行 Bank of America の口座解約について…

じつは Amex に電話をして解約したのは会社休みの 6/12（水）のことだった。続いて 6/15（土）の朝にバンカメに電話をした。こちらは "Cancel an Account" でオペレーターに繋がれることになったが、案の定２０分ぐらい待たされた。割安のIP電話でも通話料は相当かかるだろうなぁ…　それはさておき、出てきたオペレーターは聞き取りやすい英語を話す女性だった。残念ながら名前を聞いたはずだが憶えていない。彼女に口座残高の殆どを日本の銀行に移したこと、このままでは口座維持手数料$25も払えないこと、AMEXも解約し米銀に口座を持つ必要もなくなったこと、を説明すると、「事情はわかった」みたいな感じで解約手続きをしてくれた。とても頭の良さような、感じの良い女性だった。

当座預金の残高$15ほどは日本で換金するのにそれ以上の手数料がかかるので「放棄する」と言ったのだが、彼女は「銀行の手続き上 Bank Check を郵送するが、その後はYouがどうしようと自由だ」で決着した。その後、2週間半経つが、その小切手は未だアメリカから届いていない。振り返ると、やはり自分で小切手を切って1万ドル以上を取立入金したのは正解だったと思う。だって、そんな金額の小切手が郵便で届くのをドキドキしながら待っているより、銀行に５０００円の手数料を払ってイライラしながら待っているほうがましだ。

電話を切ってからしばらく経って届いたのが上のメッセージ。こっちは「普通預金」のほうだけど、要するに口座解約手続きが完了した、っていうことですね。ヤレヤレ…

ニュージャージー州のローカル銀行で口座開設してから２７年半、長いお付き合いでした。最後はバンカメになったけど、これでオサラバです。さようなら…

 

さようなら、僕のAMEX

前の記事で触れたが、ようやくバンカメのドル資金を日本の銀行に移すことができた。NYTimes などの購読料を以前は American Express にチャージしてバンカメで決済（インターネットで引き落とし口座を指定）していたが、これもすでにソニー銀行のUS$建て口座からのデビット（Visa)に切り替えている。これで年間数十ドルの会費を払ってドル決済のためのAmexを持ち続けることに意味がなくなった。

ということで、Amexに電話をして解約処理をした。このカード会社は太っ腹なので、海外からのコレクトコール番号があり、電話代を持ってくれる。架けてみるとすぐつながった。女性のオペレーターと話すものの早口で聞き取りにくい。こちらの解約の意志は通じたものの、そのあとの引き留めだろうか "Extention Program" だの "Rewards" だのの説明がつづく…　『とにかく解約してくれ』"Go ahead and cancel the Card" で了解してくれた。やれやれ（　＾ω＾）・・・

そのあとすぐに電子メールで入ってきたのが上のメッセージ。カードも並べて記念に写真を撮ったが、1992年以来のメンバーだったんだなぁ…　幾ばくかの感慨はある。27年間も会費を払ってきたが、これでさらば!!　僕のAmexよ!!

宙ぶらりんの僕のドル（その３）

銀行で「外国払いクリーンビル取立依頼」手続きをしてから２週間半経つが、まだ取立手続きは完了していない。まだ僕の日本の銀行口座には入っていない、ということである。

インターネットバンキングで確認すると、アメリカの銀行では日本の銀行手続き後、約１週間が経過した5/28付けで小切手が決済され預金口座から引き落とされている。小切手の裏面イメージも確認でき、MUFG（大阪）の依頼日が 5/23付けなので、結構スムーズに処理されたようだ。

ただ、それから10日経っても日本の銀行口座に入金されず、いわば『宙ぶらりん』になったままだ。取立には一ヶ月前後かかることもある、とのことだが、向こう側が見えている身には「一週間以上何をやっているんだよ？」という不信も募る。

それにバンカメの定期預金解約直後に当座預金の締切り日が到来し、口座管理費の$25が引き落とされていた。リンクしていた預金口座が消滅したので、その平均残高がカウントされず、免除の条件を満たさなかったようだ。口座にはあと10数ドルしか残高がない。日本での入金が確認できたら口座解約の連絡を入れるつもりなのだが、来週中には完了するだろうか？

あと、AMEXも解約するつもりだが、これで長年付き合ったアメリカの銀行・カード会社との付き合いが切れることになる。寂しい気がするが、不要となったものはしょうがない。頭がしっかりしているうちに片付けて行こう…　家族のためだ。

一方、カナダには居住者として契約した生命保険（死亡保険金の受取人は妻だ）が残っていて、カナダの銀行にはC$の預金口座がまだある。この話はまた今度…

 

僕のキャシュレス生活

そもそも僕はネットショッピングや街での買い物でクレジットカードを使うことに抵抗はなかったし、普段の生活でもあまり現金を使う機会が無い。昼食は会社の食堂で日替わり弁当だが一月分まとめて給与天引き、というか現物支給だ。会社にドリンクの自動販売機はあるが、自宅からペットボトルに詰めたミネラルウォーターなどを持って行くので小銭も使わない。自動車通勤だが、ガソリンはESSO（今はENEOSと統合して名前が変わったが…）のスピードパスで決済。クレジットカードと紐付けされているので、レシートに印刷されている値引のバーコード（SS限定）は使うが現金は使わない。

休日にコンビニで飲み物を買うときは小銭を使わず、電子マネーの楽天エディで支払い、またはファミリーマートのデビットカードで決済。これはＴポイントカードと兼用なので便利。そして既報のスマホを使ったPayPayの登場である。現在キャンペーン第２弾を実施中でこれはお得!　先日の記事で触れた大和高田の寿司屋（兼居酒屋）でついにPayPay払いにした。友人と二人でお代は10,690円。クレジットカード払いだと還元率は10％なのだが、最大1000円なので、あえてPayPay残高にチャージしておく必要もない。カウンター上段にあったQRコードを読み取ると、お店の名前と支払金額の入力画面が起動する。金額のメモを持った店員の前で金額を入力し「決済」完了！　大成功である。ちなみに還元ポイントは6月20日ごろに返ってくるという。楽しみだなぁ…（※）

それと、電車賃の話。週末には電車で出かけることが多いので、近鉄電車の「土日祝」回数カードを使用している。10回分の料金で14回利用できるので、割引率は28.5%以上だ。ちょうど京都方面丹波橋（京阪線乗換）/竹田（京都市営地下鉄乗り入れ）までと大阪難波までの料金が同じなので、期限がカード発券後３ケ月だが大抵１ヶ月ほどで使い切ってしまう。京阪線もほぼ毎週使うので、こちらは回数券（切符）が14枚（10枚分の料金）で発行日の３ヶ月後の月末まで。これも重宝している。

阪急線などは昨年10月からこの方式をやめて近鉄のようなカード式のみにしたので、金券ショップで割引切符が出まわらくなった。おまけにＪＲ西日本がいわゆる「昼特きっぷ」を廃止したので金券ショップも激減した。その代わりといっては何だが、PiTaPaカードでポストペイ（後払い）の扱いとなり、カードにチャージする必要が全くなくなった。時の流れとともに消費者の利用の仕方、金券ショップのような業者の業態も変わってくるのを実感している。

（※）本日(5/14)の朝刊を眺めていたら、PayPayのポイント還元キャンペーンが期限の5月末を待たずに 5/13利用分をもって終了したという記事が出ていた。なんと100億円の予算枠を使い切った！という。ともかく始めて２週間ほどで（スタート時の500円付与を含め）1500円以上のメリットがあったので良しとしよう。

2019.5.3の奈良公園（その３） 〜興福寺中金堂〜

興福寺の境内を抜けようとすると、観光客に人気の五重塔の先、昨年再建されたばかりの中金堂に人が集まっているのが見えた。近づいてみると「藤原不比等没後1300年御遠忌式」の看板があった。中にいるのは招待客のようだ。

調べてみたら、産経新聞がフォローしていた↓ 　YouTube の映像も見られる。

https://www.sankei.com/life/news/190503/lif1905030025-n1.html

これを遠目に見て石段を降り三条通に入るが、人が多くて歩き進むのもままならない。アーケードの東向商店街も同じ。やっとこさ小西さくら通りに抜けてほっとした。

昔からあるパン屋「シャトードール」で半熟タマゴ入りサンドイッチとドイツパン（黒パン）のスライス、ついでにりんごの王林（レジ横の木箱に１コ120円で並べてあった）を購入して家路についた。このパン屋さんでも外国人観光客を見たよ。奈良市内で観光客向けのホテルを建設する云々が議論の的になっているけどね…

このあと前の記事「PayPay はじめました」に続くんだけど、帰宅したら午後３時半。お昼を食べていなかったので、シャワーを浴びた後、TVで阪神タイガースの試合を見ながら家呑みが始まった次第…

2019.5.3の奈良公園（その２） 〜昼下がりの鹿たち〜

博物館からの帰り、いわゆる奈良公園を抜けるが、午後２時頃の昼下がりとあって、鹿たちは木陰でのんびりと過ごしていた。

左端の鹿は隣の鹿の背中に後ろ足をのっけている。こんなのを見たのは初めてだ。この｢ゆるさ｣は羨ましい限りだ。このあたりは日本国中のみならず世界中からの観光客であふれていた。大人から子ども（赤ん坊）まで。白い人、浅黒い人、黄色い人（話す言葉を聞いていると、中華系が多いなぁ…）。そんなことを「我関せず」と鹿たちは自由に振る舞う。写真を改めてよく見ると、芝生の上に円形のものが写っている。これって、もしかして木の葉じゃなくて（一束150円で売っている）鹿せんべい？　お腹いっぱいになって食べ残しているのか…？

観光客が多いのは結構なことだが、違和感があったのは、あたりにイカ焼の匂いが漂っていることだった。

 

 

 

 

PayPayはじめました

ニュージーランド旅行の記事でも触れたのだが、キャッシュレスの進展に興味を持っている。先日訪れた大和高田の寿司屋でもPayPayのQRコードがカウンターの上に見えた。店長に訊くと、お店の手数料が無料なので最近導入したという。そこそこ利用者もいるらしい。

その話を聞いて、それではとスマホにPayPayのアプリをインストールしてみると、500円のギフトが付いてきた。きのう奈良市内まで出かけた帰りに喉が乾いたので、駅ナカのファミリーマートでペットボトルのドリンクを購入。

レジで「PayPayで!」と言ってスマホのアプリを起動すると、係のお兄さんがスマホ画面のバーコードを読み取って支払い完了。120円だったので、残高380円も表示された。キャンペーンの20%=24円のPayPay残高付与も処理中と出た。何とまぁ…

ところで、このドリンクもファミマカードで割引後の値段だ。棚の表示を見て、レジでカードを提示したのだが、あとで考えて見れば、スマホでＴポイントカード情報を表示できるのだ。電車を待っている間に「モバイルＴカード」の設定完了!　

キャッシュレスは便利だし、ポイントを稼げたりするのだが、この手のは少なくとも個人の購買情報を提供していることになる。PayPayの大規模なキャンペーンもその情報に対する対価=取得費用と言えなくもない。消費者としては、そんな仕組みも理解して利用しないとなぁ…　キャッシュレス決済による消費税増税のポイント還元もありがたいが、そんなウラの話もある。

 

IMSLP ～ペトルッチ楽譜ライブラリー～

著作権の切れたいわゆる「パブリック・ドメイン」の楽譜をインターネットでダウンロードできるサイトだ。IMSLPは International Music Score Library Project の頭文字を取ったもの。別名「ペトルッチ (Petrucci) 楽譜ライブラリー」といい、カナダ国内にサーバーを置いて運営されている。

基本的に無料で利用できるのだが、有料会員になると（会員勧誘の案内が出る間の）待ち時間なしでダウンロードを開始できる。何がきっかけだったか忘れたが、年間US$24の会員になっている。登録情報をみると 2017.7.29 の入会で、昨年夏に自動更新されている。会員特典なのかどうか自信がないが、曲名を調べてCDなどの音源にもアクセスできる。

最近知ったのだが、スマホのアプリで "IMSLP Browser" というのが提供されていて、楽譜はもちろん音源もダウンロードして端末に保存できる。これは便利！とスマートフォンとタブレット端末（いずれも HUAWEI製）にインストールした。この夏、また Debussy の Trois Chanson から１曲目をとあるところで披露することになった。文明の利器を使って練習の助けとしたい。

NZに行ってきた（その６）〜 ibis budget Auchland Central 〜

おまけのような話たが、オークランドのホテルは工事現場の真ん前。なんと月曜日の朝７時から工事が始まった。目が覚めたが、これから朝食を食べに出るし、この日は暗くなるまでホテルに戻らないからいいけど…　翌朝は6時40分にホテルに迎えの車が来たが、少し先の工事現場でも作業員が続々と集まって来ていた。

それと、事前に調べていて気になっていたのがバスルームのこと。シャワーの後、トイレの床がビショビショになるらしい…

それはひとえにシャワー・カーテンの使い方だね。それとトイレットペーパーがホルダーから外れやすく、下に落とすと水濡れで湿ってしまう。覚悟してゴム底サンダルを持参したので、トイレを使う時に床が濡れていてもOKでした!　あとシャンプー、歯ブラシ、パジャマ類は必携です。

無料Wi-Fiが使えたし、シンプルなスタジオタイプの部屋で、エアコンも無かったけど特に不便無し。ただし椅子が無いので、部屋での飲み食いは立ち食いですが…　覚悟していたのでショック無し。こういうネットの口コミも役立つものです。もっと安く予約できるなら、次回も予約するかも!　日本人の出張ビジネスマンの３人組も２日目に見た。

NZに行ってきた（その２）〜 Stoneyridge Vineyard 〜

これがワイヘキ島のワイナリー巡り１軒目 Stoneyridge Vineyard での食事だ。屋外での３種類のワイン・テイスティングのあと、テント下での食事となり、ピノ・ノワールをグラスで買って飲んだ。ツアーは11時過ぎにフェリー乗場を出発。13時過ぎで昼食になっただろうか…

ほうれん草のキッシュの他、サラダやチーズ、ハムなどが出た。ニュージーランドは酪農が盛んだが、宿泊先の食事でもチーズやハム・ソーセージは美味いと思った。

ネルソンでの朝市でドライサラミを買おうかと思ったが思いとどまり、結局買って帰らなかったが、今後はTPP11なんかで輸入が増えるのかな?　楽しみだ。

それにしても、ワイナリーはカナダに住んでいた頃に行った Niagara-on-the-Lake 以来 20年ぶりだが楽しい!　このツアーに参加して大正解!!　この日は時々曇りながらもポカポカ陽気だった。それでも25℃程度。真夏なのにね…