INUKSHUKのつぶやき

全日本合唱コンクール２０１８（その12）〜Cafe & Restaurant RoTa〜

さて、札幌の最終日、ホテルをチェックアウトして、早めの昼食に向かう。目指すは札幌コンサートホール Kitara 近くのロータ。日曜日も勘違いして向かったが定休日だった。11時では早すぎるので、小さな公園で時間調整してから11時半頃に入店。カウンターの右手が空いていた。鉄板の上に乗ったスパゲッティが有名らしいが、お腹はそんなに空いていないので、オムライスを注文。ご主人はちょっと気難しそうだが、キッチンで忙しそうにして（ガスコンロでフライパンを振って）いる。我慢強く待っていると、ご覧のオムライスが「ちょっと大きくなっちゃった」と言って、奥さん（ママ）が出してくれる。卵がフワフワで本当に美味しい。後から来る人の注文を聞いていても、オムライスはかなりの人気だ。

食べているうちにスープが出てきた。シンプルな味で文句のつけようがなく美味しい。食べていると、本当に幸せな気分になる。そして不思議に落ち着く店だ。BGMにジャズ系の曲がかかっていた。

そして食後のコーヒー。熱々でおいしい。これ110円だよ。オムライスが540円で合計650円。信じられない値段。ここは有名店で取材も多いようだが、頑固なマスターと優しいママ。そんな感じかな?　ごちそうさまでした。

通りに出て、大通公園まで市電に乗った。札幌駅まで少し歩いたけれど、夜中の雨の後、暖かくなってきて気持ち良かったです!

 

全日本合唱コンクール２０１８（その11）〜SALT MODERATE〜

日曜日の夕食はオイスター・バーにした。店の名は "SALT MODERATE" で、狸小路というエリアにある。千歳空港からバスに乗ったとき座席前のポケットに入っていた観光ガイドブックレットに載っていた。周年記念の特別コース・メニューが気になって土曜日の夕方に電話したのだが、「予約は２名から」だという。少なくとも生牡蠣は食べて帰りたいので、なんとか食い下がって日曜日の夜のカウンター席を予約した。和牛の熟成肉もスペシャリティだという。

中島公園の Kitara で日曜日の演奏が終わって、ぶらぶら歩いて時間調整してから（大通公園でイルミネーションと「ドイツ祭」みたいのをやっていた）お店に着いた。雪ではなく雨が少し降って来ていた。

スタートは生ガキと辛口白ワイン。おなかの調子が万全ではない（旅行出発前の22日夜は風邪の前兆みたいで体調がおかしかった）ので、北海道産の３種盛にしておく。６種類のプレートもあったけど…　お鍋みたいな器に crushed ice を敷いた上に殻付きの牡蛎が並んでいる。そして、名前の書いた札を添えてくれている。

厚岸（仙鳳趾産？）の「まるえもん」、そのあたり（釧路付近）の地名のようだが「浜中」と「昆布森」とある。どれもミルキーで美味しかった。その味の差を説明しろ、と言われても難しい。

続いてフィッシュアンドチップス。ヴィネガーも添えられていたが、やっぱりタルタルで！　白身魚もホクホクで旨いね。フライドポテトはボリューミーだ。ドリンクは Brooklyn Lagar というエール系のものにした。コクがあってなかなかモノだった。

最後に熟成肉の赤身。北海道産の和牛だったか？　脂身少なめの部位を注文した。焼き加減はご覧のとおり絶妙!　岩塩またはガーリック・チップとともに…　たったの100gなのだが、いろいろ食べたし、これで十分。お肉についていたポテトは残してしまった。ごちそうさまでした。人気店のようで、「予約していないけど」という客が（２人連れが多い）何組か訪れた。前日に予約の電話を入れていて正解だった。滞在時間は2時間ぐらい。お勘定は〆て4,690円でした。

ところで、カウンター席の左隣のカップルが気になった。僕より少し後に入ってきて、牡蛎の６種盛プレートを注文した。30代に見える男は関西弁だ。単身赴任かな？　20台後半に見える女性は同僚だろうか？　男は生牡蛎についてのうんちくを垂れるが、注文したドリンクは軽めのベルギービール「ヒューガルテンホワイト」。こちらは話をなるべく聞かないようにしてスマホをいじっていた。

お店の人は忙しそうに動き回りながらも、丁寧にメニューの説明などしてくれた。道産子は純な人が多いのかな？　右隣の椅子に置き忘れた防寒用の帽子を持って走って追いかけてきてくれた。どうもありがとう。

お店の紹介サイトはこれ ↓ です。

  https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1050597/

 

全日本合唱コンクール２０１８（その10）～中国料理「養源郷」～

さて、コンクール２日目の11月25日（日）昼食。事前に調べていたのだが、中島公園近くでも日曜日定休の店がある。早めに会場を出て1日目と同じく西の方角に歩みを進めたのだが、一番近い喫茶店っぽい店は勘違いで休みだった。気を取り直して少し戻り、南の方角に、、　目指すは中国料理を出す「養源郷」だ。食べログで下調べをしていた、ホール近くにある絶好の店。GoogleMap を頼りに小さな公園を過ぎてゆくと駐車場に看板が見えた。

なんと、店は華僑会館のビル内にあるのだ。有名店とは聞いていたが、これは店構えにも貫禄がある。恐る恐るドアを開けると、日曜日の昼時とあって繁盛している。一人客だが「大丈夫」と奥の囲いのあるテーブル席に案内された。ランチメニューは平日のみ、とグランドメニューから餡かけかた焼きそばを注文した。

まず最初にジャスミン茶かポットで出てきてしばらく（10分ほど？）待ったのだが、店内を見渡すと飾り物がいろいろあり、見飽きない。（興味ある方は食べログの紹介ページをどうぞ「内観」写真に注目） https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010104/1003052

左手の小部屋のドアが開いていて、地元在住中国人の同胞らしい人達が集っているのが見える。こんな店なら味に間違いは無いだろう。出てきた料理は御覧の通り。エビ・イカ・ホタテの入った海鮮かた焼きそばです。たまりませんわぁ～　オイスターソースがきいて味は濃いが、お茶がたっぷりあるし問題ない。そして、メニューを眺めていて、もう一品注文した。

こんな店に来て、焼きそばだけではもったいない。エビ・にらの蒸し餃子です。店主？に聞いて酢醤油をつけて食べた。20年ほど前に住んでいたカナダ・トロント郊外の町を思い出す本格的な味。このプリプリのエビがたまらんのよ！ お代はしめて税込み1,458円也。おなか一杯食べて満足しました。これもパンダマークの楽天銀行JCBデビットカードで支払い。ごちそうさまでした!!

 

全日本合唱コンクール２０１８（その５）〜スープカレー〜

土曜日の昼食は事前に調べておいた MEDICINMAN というスープカレー専門店。ホールから歩いて10分ほどのところ。ただし GoogleMap を頼りに雪道を滑りながら歩いたのでもう少しかかっただろう。大通りから少し入ったビルの１階がお店だ。

混んではいたが、先の客が立ったカウンター席に座れた。初めてスープカレー店で注文の仕方に戸惑ったが、辛さ＋1のチキンカレーにした。シーフードカレーが一番人気のようだが、数量限定で売り切れ!　シンプルなチキンで良いやと思って待っていたが、出て来た見た目にまずビックリ。

チキンというのは骨付きのが１本入っているのでした（ニンジンの下に骨が見える）。なるほど、メニューに「皮はパリパリ、肉は柔らか」みたいに書いてあった。それと大振りカットの野菜がゴロゴロ入っている。食べ方は隣のオニイさんが食べているのを参考に我流でスプーンとフォークを使って何とか、、

彩りのピーマン、人参、茄子もデカい。ジャガ芋、玉葱も立派です。茹で卵も半個。スープはシャバシャバでライスを逆にスプーンでスープに浸す?　チキンも身をほぐして骨をよける。

見た目の悪い写真だが、半時間ほどかけて完食。お勘定は辛さ＋1に対し50円増しで1200円ちょっと。ごちそうさまでした。スープに入っているスパイスがある意味薬膳みたい（店名にもメディスンとある）で体も温まるし美味しかった。

帰りは真っ直ぐ東に歩いてスムーズにホールに帰れたけれど、午後の部は始まっていて２団体は聴けなかった。この話は次の記事で…

 

全日本合唱コンクール２０１８（その１）〜札幌の雪〜

今年も全国大会を聴きに出かけた。

なんと札幌まで!　11月24／25日の土日開催。23日が勤労感謝の日で関西国際空港からピーチで飛んで前泊。そして26日午後の便で帰って来た。会社は水曜日に出勤することにして月曜日は振替休日とした。定年再雇用の身なので、そのへんは気楽だ。

その週に記録的に遅い初雪が降ったとのことだが、金曜日の夜に札幌の街にたどり着くとエライことになっていた。気温は氷点下２℃ぐらい。覚悟して防寒対策万全で行ったので寒さは大したことなかったが、道路が大変!　繁華街すすきので空港バスを降りたが、歩道の雪が凍っていた。滑り止めのついた靴を履いて行ったのだが、歩き方が悪いのか歩道ですってんころり。何しろ車道の車、タクシーでさえ凍結した路面で滑っていた。

上の写真は歩く気分も落ち着いた日曜日の朝、札幌コンサートホール Kitara に向かう中島公園外の水路沿いの道。人にそれほど踏まれていないので街なかの歩道よりマシだ。下の写真はその手前の通りというか建物の間の名もない道路で危ない感じ。

ハウステンボスに行ってきた（その2）

2日目はあいにく朝から曇り空。４時半頃に目覚めたら西の空低くに満月が残っていたのだが、、　朝食を7時頃に摂って、あとは部屋で10時前までゆったり過ごす。

フォレストヴィラという4ベッドのユニットでした。2階にベッドルームが2つある、、

曇り空の園内はこんな感じ、

ギヤマン工芸館みたいなのは楽しめました。たとえば↓

ハウステンボスに行ってきた（その1）

初めて九州に足を踏み入れた。旅行というより会社行事ですね。ハウステンボス内の宴会場で創立60周年の記念パーティー。その後、園内を散策し、イルミネーションを楽しむ。

 

第７０回全日本合唱コンクール全国大会（その２）～11/25 初日：東京行き～

先週末に標記の一大イベントがあったのだが、第66回の千葉大会以来、4年ぶりに新幹線に乗っての遠出となった（※）。朝４時半に起床し近鉄の最寄駅5:30発の始発電車で京都駅に向かう。途中の大和西大寺で急行に乗り換えるが、先頭車両はスーツケースや旅行鞄を持った「いかにも旅行」という人も多かった。始発電車ですでに乗っていた隣の女性はかわいらしい柄のゴルフバッグを立てていたが…

暗闇の中を電車は走るが、ようやく夜が明ける頃（朝焼けだ）に宇治市の大久保や京都市の南の端・向島あたりを過ぎる。空が白んだ6時半ごろに京都駅に到着。座席指定をしてある「のぞみ」の発車時刻までは半時間ほどあるので朝食を取る。開いている店は少なく、京都駅東端にあるマクドナルドは行列ができていて店内も満席状態。ここはテイクアウトで新幹線の待合室で食べることにする。新商品のマフィンとコーヒーのセットで400円也。僕のほかにも待合室の壁際カウンターで飲食する人がいた。食後はトイレでデンタル・フロスをして準備万端、のぞみ292号の乗車にちょうどいい時間になった。

窓際のE席をとって隣は空席。車内では図書館で借りた丸谷才一の『持ち重りする薔薇の花』や練習会場のバプテスト教会から借りてきた岩波文庫の『自選 谷川俊太郎詩集』を読んで時間を過ごした。これに飽きると事前に『合唱倉庫』からプリントアウトしておいたコンクールの出演団体リストと演奏曲目に目を通す。家からIC内蔵のWalkmanを持参するのを忘れたのだが、音楽なしで時間を過ごすのもまた良し。この日もよく晴れて、車窓からは静岡を過ぎて富士山の姿がきれいに見えた。

さて、新幹線のぞみは新横浜で下車し、在来線で一駅先の菊名まで行って、東急東横線に乗り換える。ここから池袋まで直通で行けるようだが券売機での切符の買い方がわからない。駅員さんに尋ねると「JRの紙切符を券売機に入れ渋谷駅まで切符を買い、降りるときに精算」と教えられた。他社線乗り入れの関係でそうなるのか？　言われたとおり250円の切符を買って入る。森林公園行き「Fライナー」という初めて乗る電車にわくわくするが、途中から地下鉄なんですね。池袋駅での下車時に精算機で200円払って終わり。何とか予定どおり10時前に到着しました。（つづく）

（※）第67回の高松、第69回の鳥取大会は自家用車で早朝の出発、第68回の長崎は他の用事も重なって欠席であった。

全日本合唱コンクール２０１６＠鳥取（おまけNo.7）～ 車内音楽 ～

11月19日（土）の朝6時、車を発進しようとすると、NHK-Fmの『ビバ！合唱』がちょうど始まるところだった。この日の放送は Kings Singers の『マドリガル・ヒストリー・ツアー』と題して、彼らのCDから数々のマドリガルが流された。まず『勝ち誇る愛の神』。何年か前に京都の合唱団で演奏した、イタリア・ルネサンス期の世俗曲だ。続いて『リールム・ビリリルム』。これは奈良のアンサンブルで一昨年の春からステージに乗せ、昨年秋の演奏会でも歌った曲。イタリア、イギリス、フランス、ドイツと、この辺の有名な曲は桑山博の指導で歌うことが多く、現在練習に取り組んでいるイギリスの曲 John Dawland 作曲『女心をつかむこつ（ご婦人向きのすてきな小物）： Fine knacks for ladies 』 や Orlando Gibbons 作曲 『白銀の白鳥： Silver Swan』 も含まれていた。

あたりが明るくなって渋滞の最中だったろうか、番組が終わる。カーオーディオでWalkmanをUSB接続して聴けるようななっているので、メニューで切り替え、今度はリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』を聴く。これに乗って小雨の中国自動車道を快走…　曲は続いて『スペイン奇想曲』に変わる。揖保川PAでトイレ休憩をとって、缶コーヒーで体も温める。

佐用ジャンクションから鳥取自動車道に入ると片側一車線になり、心なしか雨の降り方も強くなる。トンネルの多い無料区間だ。音楽はWalkmanに入っている Norah Jones のファーストアルバムに変えた。"Don't Know Why" が入っているやつだ。このアルバムが全曲終わり、リピートになった頃、ほとんど雨の止んだ鳥取市内に到着した。

コンク－ルが終わって日曜日の帰り道、あたりはすっかり暗くなっていた。各団の素晴らしい演奏の余韻にひたりながらも、Walkman に入っているブラームスの合唱曲や "Ave Verum 曲集"を 聴きながら運転する。オルガンの入っているのもなかなか良い…　中国道に入ってからは Sarah Brightman （サラ・ブライトマン）の『オペラ座の怪人』の入った『輝けるディーヴァ』という2006年リリースのベスト・アルバム。これは妻が買ったCDをコピーしたものだ。眠気を覚ますようなクリア・ヴォイスで交通量の多い夜の中国道・近畿道も疾走…　西名阪道に入って無事帰宅できた。

3年半前に買った日産Shilpyだが、僕のような「飛ばさない」者にとっては運転しやすいし、カーナビ・カーオーディオは今回の鳥取・倉吉行で大活躍だった。もちろん後で装着した普段めったに使わないETCも!!

 

全日本合唱コンクール２０１６＠鳥取（おまけNo.6）～ cafe SOURCE ～

コンクールの二日目のお昼は苦労した。なにせ日曜日だ。県庁・市役所の近くで、土曜日でさえ探すのに苦労しそうなところ…　そういえば３年前の千葉大会では友人と申し合わせて、午前の部の最後２団体ぐらいをパスして食事に出たのだった。中華料理屋さんで二人でビール１本を分けて飲んだっけ。

さて、とりぎん文化会館横のレストラン「グリーンハウス」はバイキング形式ということで目をつけていたのだが、すでに20名ぐらいの行列ができていた。ガラス張りで中の様子がよく見えるのだが、合唱連盟の関係者も早番の人は先に済ませたのかな？見知った顔が見える。こちらはお一人様なのでここはあきらめて方針変更。あらかじめネットで調べていたお店は前日よりさらに駅寄りのロケーションだが、足早にその店を目指す。

"cafe SOURCE" さん→ http://cafe-source.com/　である。かなり古そうな建物で入り口は２階。写真よりも明かりを落とした暗めの雰囲気だった。

奥の広いスペースにはまだ客があまり入っておらず、細長いテーブル席の端っこに案内された。地元の人か親子連れが入ってきたし、その少しあとでコンクール出場メンバーとおぼしき男女数名のグループがやってフロアは混んできたのだが…　この日も早足で歩いて良かった！　着席後すぐにこの日のランチを注文。四角い皿に盛られたプレート・ランチ（スープとパン食べ放題付き）にしました。部屋が暗かったので、写真はなしです。Webのランチ・メニューにも出てないけど、スパニッシュ・オムレツ風の卵、分厚いポーク、ソーセージなんかがいろいろ載ってておしゃれな感じ。

食べログにも紹介されてるけど、このプレートランチより立派だった気がするなぁ。https://tabelog.com/tottori/A3101/A310101/31000052/dtlmenu/lunch/

パンは種類が多く、ハード系もクルミ入りとかもあり、とても充実していて満足！　この日は夕方までたっぷり聴かないといけないので、オリーブオイルをつけてお腹いっぱい食べましたぁ…

鳥取の人は心やさしい丁寧な人が多いのかなぁ…　テーブルの端っこで団体さんに押される形で食事したことで、お店の人は恐縮されてました。僕は関西人で、相席もあまり気にしないし、広い意味で合唱仲間だからなぁ…