今日は大晦日。今日一日で2018年も終わりだ。今夜はびわ湖ホールで開催されるジルヴェスタ・コンサートを独りで聴きに行く。
振り返れば還暦の年、正月は豪華なおせち料理で始まった。妻が京都の料亭監修のお重を取り寄せで張り込んでくれたのだ。まぁ自分で作るのが面倒くさいので「手抜き」という説もある。妻の両親(同居)もまだ元気で、5月の外孫(僕にとっては甥)の結婚式も楽しみにしていた。その甥本人が三が日中に我が家を訪れ「転職先の身元保証人になってくれ」と頼まれもしたなぁ。僕自身にとってはそんなに悪い年ではなく、むしろ勤め先でもほぼ希望どおりの条件で定年再雇用契約もできたし、Happyな一年だったのだが…
周りでは良くない出来事も多かった。まず、妻が2月にインフルエンザからくる肺炎で一週間ほど入院。僕は1月末にスマホデビューし、SMSで入院中の妻とメッセージのやりとりをした。それはちょうど僕が前泊で臨んだ京都のアンサンブル演奏会の直後のこと。僕は風邪っぽかったがなんとか乗り切り、演奏会も大成功だった。
5月の連休中には奈良のアンサンブルの演奏会。こちらの出来は色々反省もある… ともかく一区切りだし、打ち上げ会では「船中八策」という日本酒に出会い、この後は日本酒もネットで取り寄せるようになる。ワインと比べてもコスパは良いしね。
大阪のフェスティバルホールにロッシーニのオペラ「チェネレントラ」を聴きに行ったのも今年の5月。妻がオペラ好きの父への贈り物としてBOX席(といっても一階通路付近のゆったりとした席)を取ったのだが、そのおこぼれに預かった。「置いてきぼりにするな」という義母と音楽好きのご近所の男性Tさん、妻の妹と僕を入れて総勢6名。奈良県内の自宅から地元のタクシー会社を使って義妹のKちゃん他3名の老人が中之島のフェスまで直行、僕と妻が電車で大阪難波経由で肥後橋まで。ホール内も義母は車椅子での移動が必要なので、妻はその手助けに… 僕は一人で何度か行ったことのある店でランチ。ホールに入ったところで彼ら一群に出会った。舞台がよく見える席でラッキー!! 久々の本格的な(といってもちょっと軽めの)オペラ鑑賞だった。概要はこちら→ http://www.blog-osakafes.com/cenerentola/
5月下旬には甥っ子の結婚式が大阪市内であった。このときは義父母と妻、そして僕が例のタクシーで大阪城周辺の施設まで直行。久々のこういうおめでたい席である。結婚式はいわゆる「人前結婚式」。今風で、直後の披露宴も堅苦しさのない食事(豪華でおいしかった)&スライド映写(彼らは大学の同級生だ)などカジュアルなスタイルで楽しめた。90歳を超える当方の老夫婦もお元気でなんとか乗り切った。親族席で義妹Kちゃんの旦那Rちゃんのさらに義兄である日産自動車勤務の親族と隣り合わせになり、同じ還暦ということで話が大いに盛り上がった。この「還暦」効果は大きく、最近記事にした11月の「すすきの(のはずれ)事件」もそうである。
僕は6月の満60歳の誕生日は金曜日だったこともあって休暇を取り、夕食は近隣の地方都市の寿司屋兼居酒屋で妻子共々3人で記念の食事会。そしてひと月弱後の定年の日は、これも金曜日とあって高校時代の同級生二人と土佐料理の店で宴会。節目の日は近親者で祝った。形だけの会社関係者のセレモニーは避けたかったのだ。
(長くなりそうなので別記事に続く)
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