札幌2日目の夜はすすきのの「さっぽろっこ」。道産子の友人から聞いていた店でホテルから徒歩10分圏内だ。歩道の雪は少しましになった。すすきの交差点そばのビルの2階にある大きな店だ。ここから札幌駅方面はイルミネーションが綺麗だった。
店に入ったのは午後7時頃かな? 家族連れや仲間で賑わう店、という感じ。カウンター席は割と空いていて、僕はタバコを吸わないので奥の端の席に案内された。幅の広いカウンターで落ち着くような落ち着かないような、、、 せっかくなのでおすすめの刺し身盛りと小鉢の盛り合わせみたいのを頼んだ。お酒は最初に「男山」だったか?
料理は美味いのだが、前夜のような盛り上がりがない。やはり独りで飲みに行くのに相応しい店があるのかも。
僕が座ったのはカウンター席の右端(入口から遠いほう)でリラックスはできたのだが、疎外感があった。目の前では30代ぐらいの若手の板前さんが魚を焼いている。換気扇は回っているのだが、匂いのついた煙はセーターや髪の毛にに染み付きそうだ。料理のことやらお酒のことやら質問したら、丁寧に答えてくれた。言葉が関西弁っぽいので訊いてみたら「四国の」出身とのこと。言葉が柔らかく、香川あたりだろうか? 高松は3年ほど前にコンクール全国大会で訪れたことがある。やはり魚が美味しかった。
「さっぽろっこ」のおすすめ特選「八寸」は贅沢な品だ。あん肝、たらば蟹クリームコロッケ、真鯛の昆布〆など…
この日は酒の廻りが早く、二杯目の「北の錦」(小林酒造)純米大吟醸(たしか…)は美味しかったが、チビチビ程度にしか飲めなかった。例の板さんのおすすめでもある。そして、もう一品、魚の煮つけを頼んだのだが、これが確か「メゴチ」のカマ煮付け。砂地に生息していて引き上げると「目が飛び出る」そうだ。甘辛く煮付けられていて、お酒とも相性が良かった。牛蒡も添えられている白髪ネギも有り難い味がする。
仕舞の方は冷たい氷水をグラスに入れてもらって飲んだ。板さんは珍しがっていたが、京都や大阪では冷酒を頼むと最初からチェイサーとして水を出す店も多い。前夜のフィーバーで疲れがたまっていたのかもしれないが、とりあえず料理はこの三種を完食してお勘定。軽く7,000円オーバーだった。出口近くのレジで払おうと楽天デビットカードを出したら、一部は楽天ポイントでの支払いとなった。これは知らなかったなぁ…
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