いわゆるゴールデンウィークが終わった。当方は普通のサラリーマンで先週の月火、すなわち連休の谷間の 5/1, 2の二日間はカレンダーどおり出勤したのだが、その前後の3連休と4連休を堪能した。といっても、連休最終日の5月6日は合唱アンサンブルの演奏会というビッグ・イベントがあり、旅行でのんびり、とかいうわけにはいかなかったのだが…
5月4日(金)は「みどりの日」という祝日。演奏会を2日後に控え、練習不足だったステージ(なんと4ステージも歌う)の直前練習が奈良市内某所の集会所であったのだが、先約があり30分ほど早退させてもらった。向かった先は近鉄奈良駅前の行基さんの噴水前(奈良の人にとってはポピュラーな待ち合わせ場所)。午後4時の約束時刻前に到着し、古くからの合唱仲間K(本名のイニシャルではないが、ニックネームのそれ)を待つ。50歳代女性、バツイチ独身。彼女が高校生時代からの知り合いだ。
Kは京都でバッハを歌う合唱団に入っていて、4~5年前に別のイベントで歌う曲の練習で偶然一緒になった。というか、その練習に向かう近鉄電車の中で一緒になったのだ。愛称のKはすぐ出てきたのだが、本名が思い出せず、後日昼食をおごる羽目に… イベント演奏会の後、一度夕食に誘ったのが3年以上前なのだが、今回はバッハがらみのやりとりで会って話すことになった。前記事に書いた Magnificat を歌うこと、来年2月までの予定から京都でバッハを歌うことは検討中だがもう少し先になること、など。飲み屋の予約を午後6時スタートで入れたのだが、その前に奈良国立博物館の『国宝 春日大社のすべて』展を一緒に見ることにした。この話は長くなるので省略しよう。ワイワイ云いながら1時間半ほど観覧…
博物館から興福寺を通り抜け、歩いて奈良まち界隈にある酒処『蔵』に時間通りに着く。以前に友人と2軒目で夜遅めに来た店だが、人気店で予約なしではなかなか入れないとのこと。店の前では案の定、外国人観光客が入りたそうにしていたが、身振りと片言の英語で「煙臭い」と合図。入ってみたが「タバコ臭い」訳ではなかった。焼き鳥とかの煙、ニオイがダメなんだろうか? コの字型カウンターには2組の老カップル(僕たちと違ってたぶん夫婦だろうが)が座っていて、僕たちの直前に店に入った3人客が席に着こうとしているところだった。
最近「蔵」に開店の頃行くと、入口に「只今満員」の旨張り紙がされていることがしばしば。予約無しだったらまず入れないかも。
投稿情報: つのぶえ | 2018年5 月 8日 (火) 15:03
あの夜、カウンターに座っていたお客さんの中には「一ヶ月前から予約していた」という人もいたよ。僕は前の週だったけどね。彼女もあの雰囲気に喜んでいました。
投稿情報: Inukshuk | 2018年5 月 8日 (火) 16:51