敢えて避けてきたわけではないが、音楽や美術の話を書くにも時間がなくて~夕食時に酔っ払ってその後は寝るだけという生活なので~これまでマネーに関することは記事にしてこなかった。だが、じつは18年前から少額ながらインターネット証券会社を通じて株式や投資信託の売買をしてきたし、15年前には退職一時金をもらってある程度の金額まで増額して証券投資を続けてきた。また退職時に引き出した持株会の株券を入庫したり(現在では上場会社の株券は発行されていないが)、勉強の意味もあっていろいろやって来た。勉強というのは退職を機に2002年にファイナンシャル・プランナーの資格を取ったので、自分でも資産運用を実践してみよう、ということだ。昨年2017年には「外国株」投資へ舵を切った。
そもそもカナダ在住時の1998年にカナダの生保会社の保険に入り、それが確定死亡保障+αの部分に付き自分で資産運用を指示する内容の金融商品だったのだ。十年ぐらい前まではその内容を十分に理解していなかったのも事実だが… 日本がお正月三が日休場の間も欧米では株式市場は動き、概ね株高の流れだった。そこで上記の運用資産の内容を変更する指示を1月4日に出した。メールでカナダ・バンクーバーにある日系保険代理店に相談すると、さっそく生保に出す書類を準備してくれた。内容は米国株(S&P500):カナダ株:(カナダ)金利収入の割合を3:3:4から5:3:2に変更するもの。20年前のスタート時には5:5:0だったものを4年前に株式の比率を下げてリスクを低減したのだが、その後も株価は上昇を続け、カナダドル安も手伝って特に米国株の運用成績は好調だ。いつまでもこの流れが続くとは思えないが、アメリカは利上げに乗り出したものの、株価が急に冷え込むことも可能性は高くなさそうに思える。それにしても、こういった手続きがサインした書類のPDFファイルをメールに添付して完了する(あとは代理店が保険会社に提出してくれる)というのは便利だ。
時差の関係でアメリカの株式市場の動きをリアルタイムで追うのは現実的には無理で、朝早く(現在は5時頃)起きてマーケット終盤の値動きを見るぐらいだ。「米国株に舵を切った」と書いたが、必ずしもアメリカ企業の株式だけではなく、債券や金(Gold)、(アメリカから見た)外国株式を投資対象とするETFもポートフォリオに入れている。どうせ今年7月には60歳定年で(継続雇用されるにしろ)退職一時金をある程度の金額は貰えるのだから…という算段も働いている。さて、どうなるか? 様子を見るしかないですね。
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