ずいぶん長く放ったらかしにしていたものだ!! 16年以上前から残高が71円のまま…
実は約19年前に退職した会社が「経費精算用」に社員に作らせた銀行口座で、通帳を見ると入金のほとんどがその会社からのもの。急遽海外出張に出たときの事後精算金約30万円が一番大きな入金額。会社内に(といっても高層ビル内のテナントだったのだが)CDが設置され、現金を引き出すことができた。クレジットカードの決済口座にしていたこともあったが、それも退職後まもなく解約して、千円単位で現金をキャッシュカードで引き出してからは実質的に「休眠口座」になっていた。
10日前の2月3日、たまたま平日の日中に出かけたついでに奈良市内の三井住友銀行の支店で解約手続きをした。コロナ感染予防対策で、受付で要件を聞かれた後、大きなテーブルで出金伝票に名前を記入・届出印の押印後待機する。番号を呼ばれて窓口で古い通帳を預けて詳しく調べてもらうと、カードローン契約と社内CD利用の申し込みがあるという。その会社は合併して本社機能が東京に移転し、かつて本社のあった大阪市内のビルには事務所が存在しない。カードローンの利用実績もなかったが、いわれるままに手続き書類に届出印を押す。また待機場所でしばらく待った後、通帳に記載のあったままの71円が戻ってきた。千円未満の残高に対しては預金利息は付されないので当然ではあるが… 所要時間は約30分。僕にとっては(また銀行にとっても)整理しておきたい件だし、僕には(特にこの日は)十分すぎる時間があった。何しろこの後、コインパーキングの車内で1時間半も読書をしたりして夕方までの時間を潰した。
当時の仕事柄、頼まれて銀行口座やカードローンの申し込みをしたことは数知れずある。覚えているだけでも「埼玉銀行」「十八銀行」など。埼玉はいまの「りそな銀行」? 最近では長崎市に本店のある十八銀行から別の銀行との経営統合につきはがきで案内があったが、通帳・カードローンのカードは昨年の大掃除で処分済み。フリーダイアルで電話したが、大阪支店まで出向かないと解約処理はできないという。この件は放念しておこう!!
そして、新生銀行。こちらは先に触れた退職後、資産運用目的もあって難波支店で口座開設をしたのを覚えている。スタバのコーヒーカップ片手にふらりと立ち寄り、顔写真入りのキャッシュカードを作成し、印鑑ではなくサイン登録をした。当初は高金利の定期預金もしていたと思うが、10年ほど前からは残高が数千円ポッキリ。何かのついでに支店窓口での解約を、と考えていたが、平日の日中となると機会が限られ電車賃も土日回数券などの割引がきかない。なにしろ大阪市内に出かけるとなると、片道700円はかかるのだ!
インターネットで調べてみると、この銀行、来店せずに口座解約する方法が詳しく説明されている。簡単なのは口座残高をゼロにしてから解約申出をするとよいみたいだ。インターネットバンキングを以前から利用していたのだが、毎月一回は他行当ての振込手数料が無料になるようで、それを利用するよう解説されていた。やってみると、暗証番号・乱数入力に手間取ったが、3度目で成功した。それがおととい 2/11 の建国記念の日のことで、翌日には地元の地銀で6,850円の入金が確認できた。振込手続きをした後「残高がない口座の解約」依頼手続きが受け付けられた(電子メールで確認あり)ので、あとはその完了報告を待つのみである。ヤレヤレ…
残るは「三菱UFJ銀行」の口座。大阪市内(上で述べた雑居ビルの1F)で口座開設したときの「東京銀行」の名前が消えてしまったのは時代の流れか?!
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