6月2日の夕方、日経新聞の電子版を見ていたら、トランスファーワイズ (TransferWise) という会社の記事が出ていた。題して『国際送金 銀行の既得権崩す 手数料を割安に』、まさに僕の興味のあるところ。じつは前に書いたようにソニー銀行からの海外送金で「審査」があると知ったとき、ネット検索していたら、この "TransfrtWise" が出てきた。そのときは『怪しい会社?』と疑っていたのだが、この日経の記事を読んで納得した。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO5968198028052020TL3000?disablepcview
「有料会員限定記事」のため、ほとんどの人は閲覧できないだろうが、翌6月3日付の朝刊でカラーで大きな記事になっていたので、日経新聞の購読者は紙面を見てください。
要するに「A国からB国に送金したい人」と「B国からA国に送金したい人」の間を取り持って、外国送金に係る手数料をミニマイズするということ。前に勤めていた会社でもやっていた、米国向け輸出代金で得たドルを米国向け外貨建て送金の原資にするという『マリー (marry)』の手法だね。仲介役を TransferWise社がやっているということ。
https://chiyomlondon.com/2017/12/14/transferwise_jpy_gbp/
こういう紹介記事もあり、さらに納得…
そこで、早速 TransferWise のWebサイトにアクセスして口座を開設。試しに 25万円相当のカナダドルを送金してみようと、受取口座に CIBC の本人名義の口座を指定。詳しい支店名、住所・SWIFTコードなどは不要で、小切手を見ながら銀行コード(010)・支店番号・口座番号を数字でだけ入力すれば完了した。
ちょうど為替レートが円安に動いているところだったので、「えいやっ」で送金レートが決定。手数料は(上記ネット記事にあるように)500英ポンド送金相当が割引され 1,282円。換算レートは 0.0125368で、逆数で言うと C$1 = 79.7651円。(こればかりは相場ものなので、ひと月前よりも3円ほど高いがしょうがない。)そして間もなく円貨を送金すべき銀行情報が送られてきた。三菱UFJ銀行・恵比寿支店の普通預金口座。楽天銀行からネット送金しようとするが、暗証番号が思い出せず、手帳などを調べて送金実行は結局、翌朝になった。
本人確認資料としては、PCでの手続き途中に (a)「マイナンバーカード」の表裏両面の写真と、(b) 認証コードの数字を書いた紙と一緒に写った自撮り写真 をスマホからアップロードした。これに不備ががあったことが後でわかるのだが…
(つづく)
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