1月末の金曜日の夜、会社が終わってから大阪市内のいずみホールで村治佳織のギター演奏会を聴いてきた。ホール主催の公演で題して「Izumi Hall PRESENTS ミュージック・サプリ vol.13 村治佳織」…
http://www.izumihall.jp/schedule/concert.html?cid=2004&y=2020&m=1
面白そうだし、ずいぶん前から彼女のギター演奏はCDで聴いていたので、10月初めにインターネット予約した。中央L列の左側の席を確保し、チケット受け取りは当日開演前に… 直前にホールHPを見るとチケットは完売になっていた。3000円は格安といってよいだろう。
時節柄、当日になって聴きに来れない人もいたのだろう。ところどころにポツリと空席があり、僕の右側も最後まで来られなかった。ゆったり聴けてラッキー! 大阪に来ていずみホールで演奏するのは「9年ぶり」と言ったかな? 彼女の演奏を生で聴くのは初めてだが、男性のファンが結構多いようだ。お着物をお召しの妙齢の女性、比較的若いカップルもいたが…
「トークと生演奏で一週間の疲れを癒す」というのがこのイベントの趣旨のようだが、まさにその通り。美人ギタリストのトークと演奏で心がほっこりする。ただ、生ギター一本で800人規模のホールはちょっと大きすぎなのかな? 耳を澄ませて演奏に聞き入る。テーマは「映画音楽と旅」ということで、順番は忘れたが、スペインが舞台の『禁じられた遊び』のテーマ曲「ロマンス」やイタリア映画『ロミオとジュリエット』の「愛のテーマ」、そしてイタリア人E.モリコーネ作曲の「ガブリエルのオーボエ」もギターで!!
だんだん耳が慣れてきたのか、はたまた曲のせいか、後半はギターの音がすんなり入ってくるようになった。イギリスの巨匠B.ブリテンの「ダウランドによる変奏曲:Nocturnal」という珍しい曲も披露してくれた。そして、ブラジルのヴィラ=ロボス作曲「ショーロス(第1番)」。不勉強で彼女のトークの内容がよく理解できていなかったのだが、ブラジル音楽の「ボサノヴァ」との違いを話していたのかな? 「ショーロス」なるものを良く知らなかったので、週末に Spotify などでギター音楽を聴き返して「なるほど!」という気になった。
アンコールは拍手に応えて3曲。最後は映画『ディア・ハンター』から "Cavatina"… ずいぶん前から彼女のこの曲の演奏をCDで聴いている。余談だが、この映画は大学生の頃、神戸三宮で観た。某女子短大生の年下の子とのデートだったかなぁ?
さて、ホール出口でスポンサー Manneken からのお土産の袋が渡された。翌日、夕方の練習前に食べたのだが、袋入りのベルギー・ワッフル。期間限定でチョコレートがかかったものでした。Valentine's Day 近し、ということですかね?
最近のコメント