今朝の朝日新聞朝刊一面のコラム「折々のことば」にフランスの作家、サン=テグジュペリのエッセイ中の文章が載っていた。
真の贅沢というものは、ただ一つしかない、それは人間関係の贅沢だ。~『人間の土地』(堀口大學訳)から~
本当に心にしみる言葉だ。この文章は数年前に新潮文庫で読んだし、フランス語の原文でも読んだ。たしか北アフリカで知り合った黒人奴隷を僚友たちと苦労して開放してやったエピソードだったと思う。その後日譚も書かれている。作者は運用が始まったばかりの航空郵便を運ぶパイロット。今のDHLとかFedExとかのクーリエのはしりだろうか? 100年程前の話?
自身では最近会社でも人間関係で面白くないことが多いし、家庭内トラブルがなくもない。久しぶりに原書でも読んでみるか…
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