さて二日目の10月9日(月・祝)は前日より一本早い大和路快速で大阪~伊丹に向かう。午前中は「室内合唱の部」だ。前日に(おかあさん)として4団体が演奏を終えて銀賞・銅賞各2団体… この日は8団体が出演した。
2番目の高嶋昌二指揮「メンズ・ウィード」は注目株。課題曲(M2) Poulenc はまずまずだったと思うのだが、谷川俊太郎詩・松下耕曲の「今年」はやや粗い演奏だったか? 次の「はづき」の方が僕は好きだったけど、結果は両者とも銀賞で3位と5位。さらに「創価学会関西男声合唱団」はその間の4位。この辺は審査員によっても評価順位が違う。結局、好みが入ってしまうよね… 「大阪メールクワィアー」(「わたしのうた」:M4 と「落下傘」)は演奏にモタモタしたところが感じられたが、ここまでが銀賞受賞。
これからが問題… "CLARICE"(クラリーチェ)という女声合唱(みんな若いし「男」が3~4名入っている)が登場し、F3「再会」はきれいな演奏だと思ったが、自由曲に Brahms のホルン伴奏をを入れた "Gesang aus Fingal" を持ってきた。ドイツ語の発声が浅いなぁ、と思ったが、ここが金賞1位で全国大会行きになった。
僕としては次の「カンサォン・ノーヴァ」という男声合唱(ここもメンバーが若い)の方が上だと思ったけど… Poulenc の M2 をきっちりと決めていたし、自由曲の "Seinn O" (J.D.Moore編曲)というリズミカルな曲、J.A.Pamintuan の "Ave Maris Stella" の発声の良さは好ましく聞こえた。
でも本当は「はづき」や「創価男声」のような大人の声のコーラスが好きだ。コンクール審査では若い人たちに勝てないのかもしれないけれど…
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