村上春樹の新作長編が先週金曜日(2月24日)に発売された。TVのニュースでもとりあげられていたが…
「7年ぶりの長編小説」というのは『1Q84 BOOK 3』(2010年4月刊行)以来、ということのようだ。
ここ2週間ほどはハンガリー語の学習で頭がいっぱいで(この件については別途記事にしたい)春樹どころではなかったのだが、この土曜日でとりあえず一段落。日曜日は久々に自家用車の手洗い、不燃ごみの整理、古新聞・段ポールの整理・結束などやることがいっぱいあったのだが、朝から村の散髪屋に出かけたついでに、車で15分ほどのショッピングセンターに向かった。ここの書店で『騎士団長殺し』第1部・第2部の2巻を同時購入。店先を探したのだが、レジ横のワゴンに積んであった。即クレジットカードで購入したが、3888円也…
1階で持ち帰りの鶏飯弁当・焼き鳥を購入して帰宅すると、妻がスーパーで寿司などを買って帰ってきたのとほぼ同時刻だった。散髪屋から一度帰宅して義母に訊いたら「病院に見舞いに行った」とのことだったのだが、よくよく考えると病院の面会時間は午後2時からだった。前週も昼食を終えてから出かけていた。最近では同居の義母のいうことは真に受けない方が良い、という状況だ。
さて、(ろくに握っていない)寿司とともに「アジのたたき」のようなものも買ってきていたので、これ幸いとお昼から日本酒をぐいっと飲る。寿司類を皿に取り、鶏飯弁当・焼き鳥とともに2階でTV番組を見ながらの食事。階下では女3人の食事なので同席したくない、というのが本音。話があちこちに行って申し訳ないが、10日ほど前に同居の義父が脳梗塞で入院したため、妻の妹が三重県から週末に見舞いと手伝いに来てくれているのだ。昨年後半から別の入院騒ぎ(このときは狭心症)もあって、ここ数カ月は頻繁に「帰省」している。
あぁ、話が前に進まないが、午後には雑用を片づけ、春樹本に手を付けたのは夕食後になった。酔いが少し醒めてから就寝前に約70ページだけ読んだ。まだまだ序の口だ。今回は画家が主人公か… 妻と離婚後、しばらく彷徨った挙句、友人の父(日本画家)が使っていたアトリエ付の家を借りて新たな生活を始めた…というところまで。この家には意外にもクラシックレコード(CDではない)の立派なコレクションがあり、イタリアオペラや弦楽四重奏をオーディオセットで聴くという場面が… 「騎士団長」が登場するまではまだ時間がかかるかな?
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