1月7日(土)、コーラスの初練習の前に京都岡崎の細見美術館で「鈴木其一~江戸琳派の旗手」展を見てきた。其一については昨年秋に東京のサントリー美術館でこの美術展が始まったときにEテレの「日曜美術館」で紹介され、あらかじめ頭入れをしてから見たのだが、その表現力と色鮮やかさには驚かされた。
TV番組紹介の「朝顔図屏風」は出展されていないが、まず「風神雷神図襖」に迎えられ圧倒される。これこそ琳派の発展形か?
http://www.fujibi.or.jp/our-collection/profile-of-works.html?work_id=3557
次のフロアではお正月らしい「鏡餅と鼠図扇面」からスタート。この描写の細かさには驚くし、発想の豊かさがある。まさに江戸琳派の極意なんだろうな。正月らしいといえば、今年の干支の「鶏に菊図」というのもあった。「月に芋図」なんてのもデザイン的に好きな画題だ。この辺の作品は会期の前期のみの展示。友の会パスポートで見放題なので、何度かの展示替えも楽しめそうだ。
月に芋 → http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/ohashi/kanzo/PCD0820-3303-2030-003.htm (徳島県立博物館)
鶏に菊 → http://blog.goo.ne.jp/shysweeper/e/7ba2c42e46871054928fcbeec9176d35 (Fsさんのブログ記事)
他の記事もちらりと見たが、この方のブログはすごいなぁ。音楽・美術・文学… 幅広く驚嘆しました。僕も其一展は何度か通うつもりなので、記事名を(その1)にしておきます。
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