9月19日(月・祝)に京都市内の某ホールでヘンデルのオラトリオ「メサイア」の演奏会があり、僕も合唱団の一員として出演した。調べればすぐにわかることだが、ここでは某女子大学の音楽学科の関係する催し、ということにしておこう。合唱の練習は2月14日、そう、聖バレンタインの日に始まった。8カ月におよぶコーラスの練習、そしてオケ合わせは本番の2日前だった。終わってみれば、思い出して書きたいことはたくさんある。もったいぶるわけではないが、それほどの経験だった。
オケは女子大の管弦楽団とOG有志、コーラスの女声パートはOGと若干の現役有志、ということだが、男声は「一般公募」だ。〇〇会のWebサイト上に募集要項・練習日程等がアップされていて、メールで事務局に参加申し込みをしたのは昨年11月のことだったと思う。紹介してくれたのは京都のアンサンブルの同僚で(たしか同い年の)団内ピアニストTさん。この女子大音楽学科の出身で、この人の「お願い」で一昨年の某チャリティー・コンサートに出演したこともあるのだが、頼まれると断りにくいのだ。そもそも「メサイア」はそのうちの一曲を所属する合唱団の演奏会でステージにのせたぐらいで、かの有名な『ハレルヤ・コーラス』でさえまともに練習したことがなかった。
参加の条件、というか待遇が「メサイア」の楽譜(Novello社 Show校訂版)は持っていなければ無償で支給、練習参加一回ごとに交通費一律1000円支給、チケット・ノルマなし、という好条件だったので、「これも合唱の勉強のため」と参加を決めた。
「どうしても」という用事あるいは病気の時を除いて、都合20回以上合唱練習に参加した。土曜または日曜の午後2時から5時まで練習時間の原則だったが、途中から男声陣の特訓のため午後1時から「男声練習」の時間が設けられた。土曜日に練習がある日はいつものアンサンブル練習が6時15分からあってダブルヘッダーとなりキツかった。電車で移動すると1時間ほど。時間的にはピッタリなんですがね… 交通費もある程度セーブできたし… (つづく)
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