さて1月4日はまだ会社は休み。電車に乗って今度はN市と逆方向のK市役所に向かう。思えば生まれてから高校卒業まではほとんどの時間をこのK市内で過ごした。予備校も京都のまちなかの百万遍まで自宅から1時間半ほどかけて電車で通った。 市電=路面電車が走っていた時代だ。大学時代の四年間は神戸で下宿生活だったが、卒業後就職すると再び自宅に戻り、大阪の事務所まで1時間以上かけて通った。
そして結婚して家を出るのだが、本籍地は生まれ育った家の住所にした。今回の目的は戸籍の附票でこれまでの転居歴を明らかにすることだったが、あに図らんや、戸籍は平成20年に改製されていて、それ以前の住所は証明できないということが判明した。古い戸籍附票の保存期限は過ぎているとのこと。市役所の窓口の女性は丁寧に説明してくれたのだが、現行のものに記載されているのは平成10年からの現住所のみだった。
今日お昼に某信託銀行の事務センターに電話して問い合わせると、そういう事情なら旧住所の確認は架けた電話でOKだという。な~んだ、証明書の手数料300円がもったいなかったやんか。あとは、窓口で提示した運転免許証のコピーに加えて、健康保険証のコピーを送れば手続き完了するという。どうも銀行の理屈が分からないが、まぁこれで長年の問題?が解決しそうだ。
ついでながら、通帳に記載の名前のふりがなが少し違っていたので訂正してもらうことにした。口座開設時の通帳を見るとカナ表記はない。昭和の時代、その辺はテキトーだったのかも知れないな。まぁこれであと1週間ほどで一件落着となりそうな模様。ところで今回の事務センターの女性の対応は感じの良いもので(支店の窓口の女性の対応も悪くなかったのだが)、電話を切るときに「ご親切にありがとう」と言わせてもらった。これまでの経験で、アメリカの銀行やカード会社の電話対応がやたら良くて、「日本もこんな風にならないかなぁ」と思っていたのだが、今日はそれに近いいい感じだった。気持ちの良い一日だったなぁ。
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