きのう 10/11(日)伊丹まで第70回関西合唱コンクールを聴きに行ってきた。第一日は「大学ユース合唱の部」と「混声合唱の部」。目覚ましをかけて起床したのだが、朝食をゆっくりとったりしていたら、いたみホールに着いたときには一番目の立命大メンネルコールの演奏が終わりかけだった。
次の団体では、僕たちが今度歌う B.Britten の "Ballad of Green Broom" が聴けたので参考になった。この曲の面白さを出すためにはかなりの努力が必要なことを実感。いかにメリハリをつけるかだなぁ。
お目当て?の奈良女子大は高音の処理に難があったか? 残念ながら銀賞でした。
この「大学ユース」は年齢28歳以下が条件で、過去には「一般の部」で出場していた若者たちのグループもエントリーしている。たしか昨年の全国大会出場の "G.U.Choir" の演奏が見事だった。次の "Orphe Choirs" も金賞(3位)だったのだが、結局 "G.U."が32名以下の少人数カテゴリーで全国行き! 合唱団Volareが2位、武庫川女子大が4位、新顔の"Neutrale"が5位という結果でした。それにしても皆さん、僕の知らない作曲家の難しい曲にチャレンジして勝負しているのがすごい。
大人数のカテゴリーでは関学グリーが圧勝というのが個人的な感想だったが、スコアシートでも審査員の過半数が1位を付けていて全国大会に進出。約100名の大人数アカペラでスケールが大きかった。課題曲のメンデルスゾーン「トルコの酒場の歌」、自由曲のフィンランド Tormis の「大波の魔術」は聴かせる演奏だった。全国大会でシード権を取って、もう一つ出場枠を増やして欲しい。
同志社グリーは自由曲に信長貴富の "Fragments~特攻隊戦死者の手記による~" を持ってきたけど、残念ながら2位で敗退。他の混声3団体も好演で、エントリー団体が減ったけど、雨森さんが講評で述べていたように、それぞれ心打つ演奏で聴き応えがあった。個人的には無伴奏曲の方が好きですけどね。
一般の「混声合唱の部」については別記事で書きます。
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