続いて「一般の部」です。前半は1階席の後ろの方で聴いておりました。
いつもコンクールで貝掛混声合唱団の演奏は楽しみにしている(幅広い年代で作る合唱の雰囲気が好きなんです)けど、Palestrina の Super flumina Babylonis は淡々とした音楽の流れがすてきでした。
この課題曲を選ぶ混声合唱団が意外と少ないのだが、Chœur Chêne はこのルネサンス曲と自由曲に現代曲のシェーンベルクとメシアンを選び、貫禄ある演奏をしたと思う。審査結果は堂々の2位金賞。
その前に歌った「混声合唱団はもーるKOBE」も立派な演奏でした。平林陽氏の指揮でメンデルスゾーンの "Auf dem See" と林光の「黒い歌」。90名規模ながらメンデルスゾーンはさわやかに、林作品は重々しく曲を表現していたのではないか。指揮者はグリーの後輩に当たるが、ひいき目ではなく実力の上位入賞(5位金賞)。2位、3位とした審査員もいた。
休憩後は2階に上がって聴いたのですが・・・
注目の「淀川混声合唱団」はやはり群を抜いていた。破綻のない間宮芳生の「知覧節」と J.Karai(どこの作曲家?※)の "De profundis"。堂々の1位抜けである。演奏に余裕があるという印象を受けた。
ことのは、新日鐵住金、パナソニックも金賞獲得。
「同声合唱の部」と「室内合唱の部」が終わらないと確定しないが、全国大会進出は Chœur Chêne までで3位の住金は厳しいかな?
今日は体調もすっきりしないので、自宅にいて夜の速報待ちです。
ちなみに今年の全国大会は11月21/22日に長崎市で。遠いし、ステージの予定があるので聴きに行けないんですけどね・・・
※追記:ヨーゼフ・カライというハンガリーの作曲家だそうです。先日のいずみホールでの演奏会の感想を書かれたブログ「呟きの跡」を読ませていただき参考になりました。
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