前の記事で「どうも最近テンションが上がらない」と書いた。その理由のひとつは「指の怪我」である。
正確には、右人差し指の爪と皮膚の間にシャープペンシルの芯を差し込んでしまった、ということだ。かなり中に入ってしまったので会社近くの外科で爪を一部切除して2mmほどの芯を取り除いてもらった。医者の説明通り、痛いのは麻酔薬を打つための注射針が指の先に差し込まれた時だ。その後、爪を切り取った痕が少しジンジンと痛んだのものの大したものではなく、メインは注射針を刺された痕の痛み。一週間ほどは指に包帯を巻いていたが、その後「バンドエイド」を爪に巻くだけになった。ただ、まだ水につけてはいけない、と言われ、顔を洗ったり風呂で体や頭を洗ったりするのも面倒だ。最初はビニール袋を右手に巻いたりしていたが、このごろは妙案を思いつき、会社で入手したゴム製の「指サック」を指先にはめてお湯の中に浸けたり、頭を洗ったりしている。
指先に殆ど痛みはないのだが、なるべく人差し指を使わないようにしている~今もキーボードを叩くのに右手は中指が中心に動いている~ので、宙に浮いている人差し指の先が気になってどうも気分が鬱陶しい。あと1週間もすれば殆ど良くなると思うのだが… 字を書くのも不自由だし、ピアノの鍵盤もPCのキーボードと同じだ。
何故そんな変な怪我をしたのかって? 先月24日の水曜日の夜、いつものサークル活動で楽譜を見ながら合唱の練習をしていたのだが、メモをとるためシャープ・ペンシルを取り出した。いつもは普通の鉛筆を使うのだが、この日は筆箱に入っていなかったのだ。さて、メモが終わって、これをズボンのポケットに、しかもペン先を上にして入れたのが大間違い。床に置くなりしておくべきでしたなぁ。休憩時間になって椅子から立ち上がり、ズボンのポケットに手を突っ込んだ途端、アイタタタ、、 最初は何が起こったか分からなかったが、爪の中に黒い筋が残り、芯のようなものが見える。これは事故! その夜は「これはどうやって抜いたら良いのか?」と軽く考えていたが、翌日、医者に行き… 現在に至る。
一生忘れ得ない不覚である。幸い痛みも少ないし、時が経てば元通りになるようだし、治療費の実費は某外資系損保の傷害保険でカバーされるのだが。筆記用具は凶器となることがある。これからは十分気をつけよう!
まったく関連はないのだが、例の「海老蔵事件」が僕のこの事故の後、深夜未明に起こっている。こちらは世間を騒がせる大事件だが、僕の記憶に爪の傷跡?とともに一生残るであろう。
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