これも先程の「華麗なるギャツビー」と同じビデオ・テープに入っている。僕が30歳前後の頃に録画したものだろうと思う。映画の原題は "MARIA's LOVERS" と「恋人」は複数である。ということで、結婚した夫のイワン以外の男とのラヴシーンもあるのだが、、、
「マリア」役のナスターシャ・キンスキーが美しすぎる。美人というよりも妖精のような魅力を持っているなぁ。映画の中で云われているように、その瞳に魅せられてしまう。この作品は今までに何度も繰り返し見ていますね。
この映画も「純愛」ものに属するのであろうが、「イワン」が第二次世界大戦で日本軍の捕虜収容所に入っていたとか(日本兵が捕虜の首を切る音の話が出てくる)、余りにも戦争中にマリアのことを思い続けていたために、いざ復員して結婚したら性的関係を持てなくなっていたとか、シリアスな話のプロットがある。世間的にはこの映画はヒットしたのかどうかよく知らないんだけど、、、
主人公達の住むアメリカの田舎町の景色で丘の上の椅子の映像がよく出てくる。その椅子の下の地中にキャンデー(?)の缶が埋められていたのだが、このシーンが何故かトム・ハンクス主演の「フォレスト・ガンプ」に出てくる丘の風景とダブって、勘違いしていたことがあった。フォレストは丘の上の地中の缶にラヴレターを埋めていたんだと。そういえば、「フォレスト・ガンプ」も幼なじみの女性(ジェニー)に対する思いが描かれていたのだが、僕はこういうセンチメンタリズムたっぷりの映画に弱いんだよなぁ。
(「フォレスト・ガンプ」関連で名前の錯誤部分を修正しました。 2010.8.30)
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