Book1が終わって、Book2を読むのも3度目、いよいよストーリーも佳境に入ってきた。さて、第8章の天吾が父を千倉の療養所に訪ねる場面で、彼は「ジェフ・ベックの来日公演Tシャツ」を着ている。いつの来日公演のものなんだろうか? ともあれ、ジェフの名前を聞くと青春時代を思い出す。
実は僕の実家は昨年の今頃、取り壊されて跡形もなくなってしまった。その前に実家を訪れたとき、確か高校3年生まで使っていた(その後、離れに新しい部屋を作ってもらったのだ)母屋の2階の部屋をのぞきに行った。段ボール箱がいっぱいの物置になっていたが、壁には修学旅行のお土産に買った「ペナント」とともに、ジェフ・ベックとELPのポスターが貼ってあった。「スゲーよ、俺もあのころはエレキギターを掻き鳴らしていたんだよなぁ」と感慨に耽ってしまった。中学2年生頃から、フォーク・ロックに目覚めた僕は、モーリスのフォーク・ギターを買い、その後、レス・ポール型(メーカーは忘れた)のエレキ・ギターとアンプも購入したのであります。勉強・クラブ活動はそこそこに、音楽は一生懸命やっていた。
Jeff Beck、格好良かったよなぁ… でも、その後、YESとかのプログレッシヴ・ロックに夢中になり、君のことは忘れてしまっていたよ。今、どうしているんだろう? エリック・クラプトンは近年CDを出したときに聴いたんだけど… すっかり、おじいさんだよなぁ。
ちなみに、結婚するまで使っていた離れの部屋では、「ケンとメリー」のポスターが貼ってあった。麗しの1970年代、「愛のスカイライン」よ永遠に!
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