前の記事に書いたが、ピアニストの河村尚子が最近公開された映画『蜜蜂と遠雷』の中で主人公が弾くピアノの代役をやっているという。11/16の演奏会の合間そして演奏会後の飲み会で友人M君から聞いた。恥ずかしながら、僕はその原作小説(恩田睦著)がおととし直木賞と本屋大賞のW受賞をしたことさえ知らなかった。
翌日、京都へコーラスの練習に行く電車の中、スマホで検索すると「国際ピアノ・コンクールを舞台にした若者たちの物語」であり「『天才少女』といわれたピアニストが数年前に消えた後、突如コンクールに復帰出場してくる」といった内容のようだった。興味を持って上映映画館を調べてみると、わが奈良県にはなく、ただ京都府との府県境に位置する近鉄「高の原」駅前のイオンモールのイオンシネマで上映している。しかも夜7時10分開始でちょうど都合の良い時刻だ。会社帰りに立ち寄ることもできるのだが、たまたま翌日の月曜日は午後半日休暇を取っていた。そこで急遽、11/18の夜に高の原まで電車で出かけることに決定! 自宅から1時間あれば映画館に着く。
ネット予約を試みるとガラガラのようす。しかも平日だからなのか料金は一律1100円だった(※)。後ろよりの中央辺りをカード払いで予約した。発券もメールにあったQRコードでできた。近頃はITの進化でセルフ操作が増えているね。
原作を読んでいないので、ストーリーの進行についていけないところもあったが、想像力を振り絞って見ていた。ただ、主人公の母親とピアノの先生を混同していたかもしれない。さすがに音楽そのものは美しい。プロが弾いているんだからね。聴き慣れないラフマニノフやプロコフィエフはちょっと苦手かも…
映画の中では風間塵(Jin)という少年が気になった。題名『蜜蜂と遠雷』のもととなった人物だということがわかった。2時間の映画では表現しきれない場面も多いだろう。映画そのものは純粋に(特に音楽を)楽しめたが、小説も読んでみるかな?
(※)月曜日は割引があるようです。僕は60歳過ぎているのでいつでも1100円なんですがね( ^ω^)・・・
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