年末の新聞・雑誌の整理をしていて、記事にするのを忘れていた一件を思い出した。
コンクールの審査結果について最近は合唱連盟もHPでの発表がかなり早くなったのだが、やはり新聞紙面を広げてホテルの部屋でゆっくり読みたい気持ちもあって、札幌滞在中、日曜日と月曜日の2日ともホテル向かいのコンビニ(セイコーマート)で朝食のコーヒーとともに朝日新聞の朝刊を買った。なにしろ全日本合唱コンクールは全日本合唱連盟と朝日新聞社が主催で、朝日にコンクールの記事が結構大きく出る。他紙は記事にしないのかな? 紙面は後からTV番組欄、社会面(だいたいここに金賞受賞団体の写真入りなどで記事が出る)、ちょっとめくって地方版の紙面だ。「北海道」版にはローカルニュースとともに道内合唱団のコンクール結果がこれも写真付きで記事になる。11/25(日)は前日の審査結果について「北大が金、ウィステリアは銀」、11/26(月)の紙面は「HBCが金、Baumは銀」だ。全国どこに行ってもこんな風で違和感はない。
ところが、だ。その隣のページが「おくやみ申し上げます」の題字に続き、いわゆる訃報が9~10段連なっている。下には墓地や納骨堂の広告。これには違和感あり。今日よくよく見ると最後に囲みでこんなメッセージが入っていた。曰く、
『本欄は朝日、毎日、読売各新聞社が共同制作し、ご遺族の承諾のもと、自治体や葬儀社などから情報提供があった方を掲載しています。お問い合わせ、ご連絡は午前10時から午後5時に報道センター「おくやみ」欄係(電話011・281・2131内線2213)へお願いします。 朝日新聞北海道支社』
へ~、三大新聞社の「共同制作」なんや。こんな事実を初めて知った。よそでは見聞きしたことがない。これは北海道という土地柄で歴史的な経緯があるのだろうか? 亡くなった方の氏名・年齢・住所・死亡の日時・通夜、葬儀の日程と式場・喪主および葬儀委員長が記載されている。なかには「葬儀終了」という方も。さすがに電話番号などの連絡先は書いていなくて、知りたければ上の新聞社「おくやみ」欄係に問い合わせる、ということか。『秘密のケンミンSHOW』でも見たことがないが、食べ物や習慣というものでもないので、取り上げられないのかな?
さっきWebで調べたら、「北海道で死亡したら北海道新聞に載る」的な記事があったので『北海道新聞』のお悔やみ欄はもっとすごいのかも…
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