第二日目、10月10日(月・祝)、この日は朝が早かった。合唱コンクールは「同声合唱の部」と「室内合唱の部」が行われるのだが、それぞれ13団体と30団体がエントリーしていて、一番目の演奏開始が9:50、最終団体の演奏終了は20:36の予定であった。そして、そのトップバッター(というかSingers)は僕の師事する指揮者の女声合唱団。これは聴かないとイカンと思い、家を朝8時過ぎに出てJR伊丹に9時半頃着。余裕で開演に間に合った。
これだけ早いと聴衆はまばらだ… 一階ロビーで知人を見かけたので一緒に一階席後部中央に陣取る。開演間際に奈良県から「視察」に来たのか某女声合唱団の指揮者と役員であろうお付きの人たちが僕たちのうしろに座ったが、10時前の演奏開始では出演者がちょっとかわいそう。視界に入る聴衆は二三十人だし、朝7時半に集合して某所で発声練習をしたというが、喉のウォーミングアップは十分ではなかったろう。同声合唱の「おかあさんの部」3団体のうち最下位の銅賞という残念な結果に終わった。そのあとの同声合唱「一般の部」は10団体がエントリー。関西のローカル・ルールで運営しているのかな?
近畿大学のグリークラブがこのカテゴリーで登場。彼らの結果は良くなかったが、ことしは創価学会関西男声(迫力あるコダーイ曲と懐かしい<アイヌのウポポ>が聴けた)やメンズ・ウィード(自由曲も鈴木輝昭・木下牧子とすべて日本語の曲)、大阪メールクワイアーなどの男声合唱の健闘が耳に残った。女声合唱ではどこかのOG合唱団なのか「アンレーブ」がへぇ~、という透明感のある新鮮な演奏。「はづき」は明るい響きと声の力強さを感じた。創価関西は残念ながら銀賞だったが、他の4団体は金賞獲得。全国大会進出を決めた大阪メールクワイアーは三善晃の課題曲と高田三郎の自由曲<ヨハネによる福音書>から「初めにみことばがあった」を演奏し、柔らかいハーモニーは僕もNo.1をつけたので喜ばしい結果だ。
ここで審査・昼休憩に入り、僕も食事のため会場を出る…
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