PCを買い換えて一月半、 Windows 8 をなかなか使いこなせない思いでいる。アプリケーションソフトをアップデートし、必要なデータは古い(XP使用の)PCから引っ越し。何とか半分以上は済んだかな?
ところで、Windows 8 のロック画面はスペースニードルがデフォルメされたシアトルの景色だ。右手前はピュージェット・サウンド(湾)で奥にはレーニア山~別名タコマ富士~、そして左手には緑の丘。これがMicrosoft社の本拠地シアトルのイメージなのかな。
僕のシアトルの思い出 ~ 前に勤めていた会社から語学研修でアメリカに行かせてもらい、ひとつめはオレゴン州の片田舎の大学町、ふたつめのはワシントン州シアトルの学校だった。下宿は Queen Anne と呼ばれる丘の上の住宅街、その一軒家の地下室(basement)を間借りした。日本人の女の子も下宿していたが、お互い日本語は使わない、というお約束。そこから学校まで坂を下って歩いても15分くらいだったろうか? スペースニードルのあるシアトルセンターには語学学校(大学のESLコース)の宿題でインタビュー(もちろん英語で)のために何度か行った。たとえば宗教についての質問にアメリカ人に答えてもらったのだが、たまたまユダヤ教徒に当たったこともある。「収入の1/10を教会に寄付する」と言っていた。また、オーストラリアからの観光客にも。女性だったが「そんなに訛ってないでしょ」みたいな話。
ダウンタウン方面のシアトルセンターと下宿との行き帰りは市バスだった。車いす用のリフトがあって、身障者が自分ひとりでバスに乗る。これにはびっくりしたなぁ。今から30年近く前の話だ。日本の大都市でも車いすの人が自分でバスに乗れるようになっているのだろうか? 京都の市バスにたまに乗るのだが、車いすを固定するスペースはある。ただ、実際に車いすで乗っている人をを見たことがない。
もうひとつ肝心の思い出~ 結婚6ヶ月で語学研修のため単身で渡米、お正月休みに妻が日本から遊びに来た。シアトルから二人でLA郊外のディズニーランドやサンフランシスコに遊びに行ったが、シアトルではスペースニードルの展望レストランで夜景を見ながら豪華な食事をした。地上百数十メートルでシアトルの街や港の夜景を見ながら… 食べきれないぐらい注文して、ウェイターに Too much って言われたっけ。会社で用意してもらったトラベラーズチェックで100ドル以上払った。
シアトルの冬は雨が多く、学校でもそんなに楽しい思い出はなかったが、その後、家族帯同でアメリカNJ州に赴任してから下宿のおばさんを訪ねたことがあった。再び訪れてみたい街である。愛すべきQueen Anne Hill。
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