富山二日目の夜も駅前のコンクール会場から路面電車で帰ってきて、ホテル近くの総曲輪にある「わさび」に向かった。この店もホテルの案内と「るるぶ」の両方に載っている店だ。前夜の「会之風」よりも店内は明るく、ずいぶん庶民的な感じ。寿司ネタケースのあるカウンター席も賑やかに人が並んでいて端の2席のみ空いていた。時間は7時半ぐらいだったろうか?
カウンターの隣の席は僕より年上に見える小太りでひげの濃い中年のオジサンなのだが、その隣には30歳ぐらいの若い女性。シースルーっぽい服を着ていて、この男とどんな関係なのだろうかと思ってしまう。その奥に同じグループで若い男とこれまた若い女性。中年のオジサンが煙草を吸って煙が気になるのだが、こんな店ではしょうがない。カウンター上には寿司・天ぷらなど次々と注文の料理が出てきていた。
僕はとりあえず、やっぱりの刺身盛り合わせとこの店お勧めの地酒「勝駒」。すっきり味でなかなかよろしい。
それと前夜の店で気になっていたメニュー「牡蠣の昆布焼き」を注文してみた。
牡蠣が昆布の上で蒸し焼きみたいになっている。初めて食べる味。
酒はまた別の地酒を頼んだのだが、銘柄は忘れてしまった… この店、結構繁盛していて、テーブル席も予約でいっぱい。奥の座敷も団体さんの宴会のようだ。次々と客が入ってきて案内される。奥のテーブル席では数名の女子会が始まる。富山の女性もなかなかきれいだ。予約をせず店に入ってきた人は「満席」だと断られていた。僕がぎりぎりセーフだったようだ。
さて、後で入ってきた若者グループの注文を聞いて、ぼくも「カニみそ」なるものが食べたくなった。
カニ身が少しとミソがたっぷり。なるほど酒のアテになる。カウンターのメニューを見て、やっぱりこれが食べたくなった。
どうです、ブリトロの握りとカニの軍艦まき。ブリは大ぶりですね(シャレじゃなく)…
お腹いっぱいになり、これにて終了。店のオネイサンがすごく愛想良かったんだけど、最後のお酒のお勧めを聞くと、三重から入った「るみ子の酒」とのこと。富山に来て三重の酒もなんだかなぁ、と思ったけど彼女の勢いに押されてヌル燗で一合。結構いけました。
お勘定は「るるぶ」持参で10%OFFしてもらって5360円。連夜の贅沢でした!
最近のコメント