先週の日曜日に弟の家を訪ねた。弟は晩婚で(すごく)若い中国人女性と約2年前に結婚したのだが、わりとすぐに子どもができて、僕の姪っ子の満一歳のお誕生日と僕の娘の就職祝いを兼ねて集まった。そこでのご馳走を紹介しよう。
上に写っているのは日本でもポピュラーな中華料理。麻婆豆腐に海老チリと中華春雨(?)。若い奥さんが作ったので日本流になっているのかそんなに辛くなかったよ。
こっちはニラ・ホウレンソウを小麦粉の皮で包んで焼いたもの(皮から手づくりで奥さんのお母さん作:少量の炒り卵も入っていてサイコ-だ!)、ソーセージ、鶏のハム(骨付きもある)みたいなの。こちらは本格的な中国の食材を使ったものだ 。ソーセージなどドイツの影響を受けたものだろうか? 青島(チンタオ)からの持ち込み品である。
そしてこれ! 上の皿には「豚の耳」が入っている。甘酢で和えてあるが、コラーゲンたっぷりだしコリコリとした食感もあって旨い!
どうせ弟の家では缶ビールぐらいしか出てこないだろうと予想して、米焼酎「しろ」を持参した。これが正解だったねぇ… 紹興酒なんかもいいんだろうけど、「しろ」はまりました。帰りは女房の運転で…
一年前から、中国語を習っているのですが、中国人講師から聞く食の多様性には本当にびっくりします。
水餃子と、トマトと卵の炒め物なんかはいかがですか?
投稿情報: 平田陽一 | 2012年3 月18日 (日) 22:53
本当はお祝い事には水餃子が欠かせないんですよねぇ。前に中国のお母さんの手作り水餃子をいただきましたが、厚い皮に包まれた餃子は肉汁がもの凄く美味しかったです。
平田さんが習っているのは当然、標準北京語(マンダリン)ですよね。余談ですが、香港風の飲茶の話になったとき、「山水豆腐花」や「大根餅」など青島出身の義妹は「知らない」って言ってました。
北の方の中国人にとっては南の広東は言葉も違うし外国のように感じるらしい。異民族のような感覚みたいです。日本で言うと津軽や沖縄以上の差なんでしょうね。ちなみに、僕はカナダでカリブ出身、モーリシャス出身の色黒の中国人と一緒に仕事をしていました。一概に「中国人」ということに意味があるのかどうか…?
投稿情報: inukshuk | 2012年3 月18日 (日) 23:55
それにしても、ウマそうやな。
マジinukshuk君が美味いと感じるなら、お子さんに手がかからなくなった後(いや、近い将来でも)ビジネス化の可能性もひょっとしてあるのとちゃうか?
投稿情報: つのぶえ | 2012年3 月19日 (月) 07:52
なんかすごいご馳走ですね。食べきれない量でなかったですか。度肝を抜かれるような感じ。お酒のブランドなどどうでもいいような。
投稿情報: カツオ | 2012年3 月19日 (月) 20:41
北では麺(小麦粉の粉物の総称でしょうか)を食べ、南では米を食べるので、北の人と南の人が結婚すると、食生活が合わないので大変だ、と言っていた講師がいます。
それから、標準語は、「勉強しても実社会では使えない言葉」と言われていたようですが、最近は、異なる言葉を話す地方の出身者同志や外国人との間では、それなりに使われるようになってきたようです。
投稿情報: 平田陽一 | 2012年3 月20日 (火) 07:48
みなさんコメントありがとうございました。今回は写真のインパクトが大きかったみたいですね…
じつは当方からスーパーで買った握り寿司(中国人のお母さんの好物)を持参したので中国料理はとても食べきれず…
余った一部を折り詰めにしてもらって持ち帰りました。
弟は当分、中国料理を食べ続けたのでは…? ひょっとすると現在進行形かな?
ちなみにデザートは札幌からお取り寄せのイチゴのケーキでした!!
投稿情報: inukshuk | 2012年3 月20日 (火) 20:04