「僕の音楽遍歴」みたいのの続きです…
幸いにも自転車で通える高校に入学したのだが、この高校、男女の比率が約2:1である。1学年9クラスあるのだが、一年生はなんとそのうち3クラスが男子のみという編成。僕は1年3組の「男組」になった。あまり楽しい想い出はない。勉強では「物理」で「欠点」を取って挫折を味わう。クラブ活動は必須という建前で、軟式テニス部に入部したのだが、しばらくして辞めてしまった。教室に置いていたラケットも誰が持っていったのか無くなってしまったし…
近鉄の八木西口駅前にショッピング・センターがあり、放課後はその中の本屋やレコード店に立ち寄って帰ることもあった。そしてある日、当時すでに流行していたプログレッシヴ・ロック・バンド「イエス」のレコードに出会う。たぶんLPジャケットをくっていて、ロジャー・ディーンの独特のデザインに心惹かれたのではなかろうか? 「海洋地形学の物語」とそれ以前の3枚組ベスト版をたぶん立て続けに買ったと思う。彼らのちょっと乾いたサウンドは~ジョン・アンダーソンのヴォーカルを含め~僕にとって新鮮で結構な衝撃だった。
彼らはポール・サイモンの「アメリカ」~"Let us be lovers で始まる僕の大好きな曲~も演奏するのだが、妙な因縁だ。彼らのオープニング・テーマといえるストラヴィンスキーの「火の鳥」からクラシック音楽を聴いてみようという気になったし、「イエス」は僕の音楽体験を広げるきっかけになった。
"YES"のアルバムは後に"Close to the Edge"など輸入盤を入手したり収集したのだが、現在手元にあるのは海外生活中に買った1991年のコンピレーション・アルバム ”YESYEARS"(CD4枚組のボックス・セット)だけ。さっき「アメリカ」も懐かしく聴きました。それにしても、あのレコードたちはどこに行ったんだろう?
キターッ!高校時代編。
ちなみに小生は1年9組「男組」。同じく物理で赤点を取り、当初理系志望だったものの、当時の担任から2年からの文系選択を余儀なくされた。
さらに数学の理解度も次第に怪しくなった。爾来、現在に至るまで文系人生まっしぐら。
続編を希望します。
投稿情報: つのぶえ | 2011年9 月23日 (金) 20:12
当然、続編があります。でも、つのぶえさんが目にしたくないストーリーが展開するかも。
ただ「彼女」のことは避けて通れない話題なのでご容赦ください。
投稿情報: inukshuk | 2011年9 月23日 (金) 21:49
つのぶえさんからお聞きでしょうが、くれどさんがNJに住んでいた頃、Fort Leeに住んでいました。New Jersey Turnpikeもよく走りました。
投稿情報: 平田陽一 | 2011年9 月24日 (土) 08:13
New Jersey Turnpike は何度か走ったけど、やっぱりハミングから入って口ずさんでしまいましたね。
投稿情報: inukshuk | 2011年9 月24日 (土) 10:11