先月の話になるが、1月25日(土)に奈良市・学園前の「アートサロン 空(くう)」でヴァイオリン奏者 ヤンネ舘野さんのコンサートがあるというので聴いてきた。
ヤンネさんは、あの「左手のピアニスト」舘野泉さんの長男でフィンランドのヘルシンキ生まれだ。僕が3月8日に出演する「みやこフィルハーモニック チャリティ・コンサート」でベートーヴェン『荘厳ミサ』のコンサート・マスターを務めてくださる。そういうわけで、ネットでヤンネさんのことを検索していたら、この催しがヒットした。しかもメゾソプラノの永松(離婚前は福永)圭子さんが一緒とあっては『聴きに行かないという選択肢はない!!』ので電話で問い合わせてチケットを確保した。「アートサロン 空」は小さな会場で、今回も50人限定のコンサート。
"DUO 125" というのはヤンネ舘野さんとピアノの宮田雅代さんが共に1月25日生まれで、宮田さんもフィンランドでピアノを学ばれたという縁で結成されたそうだ。そして、二人の誕生日にコンサートを開き、取り上げる作品も1月25日生まれの作曲家とか縁のある曲だそうである。
この日も最初はポーランドの現代作曲家、ルトスワフスキの「スビト(Subito)」でいきなり始まった。演奏が終わってからの解説で、曲名は「突然に」という音楽用語である… とのこと。
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