さて、10月21日『壱屋』でローストビーフ丼を食べた後、雨の中、兵庫県立美術館に向かった。今年度行くのは初めてで、「友の会」の再入会手続きをとる。B会員は来年3月末までに3回の企画展を見ることができて、会費は3000円也。今回の「エルミタージュ展」の当日券が1600円だから、2回で元が取れる計算だ。昨年度の会員だったことを入会窓口で伝えると、スムーズに手続きができた。
会場に入ると、それほど混雑していなくて、良い感じの混み具合。近くにはフランス語を話す老夫婦もいた。この辺が神戸らしい… エカテリーナ2世の肖像画が出迎えてくれるが、出品されている作品はこれまで見た気がするものが多い。何度か日本に来ているだろうし、TVや美術の教科書で見た絵も多いだろう。ルネサンス時代のものは「古典的」な印象を受ける。スペインのムリーリョ作『受胎告知』は僕が子どもの時に見たマリアさまのイメージ。同じ題材で何作か書いているのかな? フランス Jean-Bapteste Santerre の『ヴェールをまとう若い女性』はいつ・どこで見たのだろう。はがきを持っていた気がする。そしてクロード・ロランの『港』は小学生か中学生の時にポスターほど大きくないが複製を買って、自分の部屋に貼っていた気がする。
全体に古典的で懐かしい気がするが、それほど刺激も感じない。エルミタージュのコレクションって、結局そういう種類の絵画なんだろうなぁ… もう一度、見に行くかは今のところ??である。
さっきネットで検索したが、ムリーリョ、サンテールの絵については、『すーさんのブログ』(この展覧会を東京で鑑賞されている)に紹介されている。参考にされたい。↓
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