先週の土曜日(9/10) 大阪のいずみホールで田中彩子というウィーン在住のソプラノ歌手のリサイタルを聴いてきた。これが、ちょっと普通ではない演奏会で、ぜひ記事に残しておきたいと思った次第…
そもそもこの歌手を知ったのは、6月中旬にグリーの同期T君から入った携帯メールだった。なにやら注目のハイ・コロラトゥーラ・ソプラノでTV番組の「情熱大陸」でも取り上げられた由。いずみホールでも公演があるとの案内だった。その番組は名前を聞いたことしかなかった(葉加瀬太郎作曲・演奏のテーマソングはもちろん知っている)のだが、PCで検索してYouTubeかなんだかで映像を見ることができた。聴いてみると凄いハイ・ソプラノで「100年に一度の逸材」とのふれ込みだ。他の情報番組「ミヤネ屋」(2014.11 放映:CDリリースのタイミングだったよう)でもお昼の生スタジオでモーツァルトの歌劇『魔笛』から「夜の女王のアリア」を歌いこなしている。
これは大変、と合唱をやっていて声楽(Soprano)も習っている妻に声をかけた。ほとんど即答で一緒に聴きに行く、という。たまたまその週末に人間ドックで大阪市内に出かけるついでがあったので、いずみホールのチケット・センター窓口で直接購入した。ちょっと後方の座席だが、二席並んでとれるのはS席のみで残席10席ほど。バルコニー席はばらばらでしかとれない、という。「情熱大陸」効果でしょうか?かなりの人気のよう。もちろんS席2枚を通路に近い席を選んで1万1千円で購入。タイミングよく買えたのはラッキーだった。後日T君からは「情熱大陸」をフルに録画したDVDが送られてきた。感謝である。
さて、リサイタル当日、妻と一緒なのでいつもより「気張った」スラックス姿で出かけた。開場時刻直後にホールに着くと、まだ入場の行列ができている状態だった。チケット完売、満員御礼状態。指定席に着くと間もなくY君(別のグリー同期)が声をかけてきた。じつは先日お盆の頃の飲み会(8/23付の記事参照)で会って、彼もこのリサイタルを聴きに来ると聞いていた。彼はA席(バルコニー席)で上から僕らが見えたという。10月のさるコンサートのチケットを一緒に買っていてもらっていたので、後ろ出口のソファーのところでその精算と僕の出る演奏会関連の情報提供をして、「休憩時間に」と思っていた用事を早々と済ませることができた。
(つづく)
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