演奏会本番から約一週間経つが、いまだにその余韻が残っている。たとえば、合唱の出だしの第4曲 "And the Glory, the Glory of the Load" とか、第2部で苦労した第28曲 ”He trusted in God that he would deliver him” というフレーズがオケ伴奏とともに頭の中で鳴っている。
そうだ、前の記事で書き忘れたが、ティンパニーのお嬢さんもよく頑張った。僕はその真後ろだったので、歌い手としても盛り上がった。そして、なんといってもトランペット!! 僕は知らなかったのだが、終盤の第48曲バスのアリア「ラッパが鳴ると」は『メサイア』の中で「ハレルヤ・コーラス」の次に有名なのだそうだ。ここでカッコいいトランペットのソロが鳴り響く。練習の時も指揮者から「君ならできる」といわれていたけれど、本番では覚悟を決めて吹ききりましたね。
終演後は主催者が準備した打ち上げパーティーには出席せず、せっかく遠路はるばる聴きに来てくれたグリー同期のY君、M君と待ち合わせて地下鉄で京都駅に移動。新幹線下のレストラン街のビアレストランに入る。リニューアルしたようだが、何年か前にも友人の演奏会を聞いたあと入った気がする。夕方6時過ぎは結構混み合う時間のようで、少し待ってカウンター席に3人並んで座ることができた。「八条ビール」というエール系のビールがあり、合唱の話とともにコクを味わった。Y君によると『メサイア』に関してはテナーソロが秀逸であったという。僕がステージ上で聴いている限り、ソリスト陣はベテランらしく、みな聴き応えのある声をしていた。この日の演奏会の模様を収めたブルーレイを注文している。後日改めて聴き直してみよう。
さすが京都、しかも新幹線の改札口そばとあって、隣の席には外人客のカップルが座り、英語で話していた。午後8時、次の日も仕事だし、プチ飲み会もお開き。彼らはJRで、僕は同じ駅構内から近鉄線で… 休日の中途半端な時刻で接続が悪く(なにしろ最寄り駅は普通電車しか停まらないので)予想よりも時間がかかったが雨の中、大きな荷物を提げて帰宅。それにしても台風16号の速度が落ちたことで、なんとか無事演奏会も終わり、やれやれだ。次は10月13日の演奏会でホスト合唱団としてステージがあり、今度はこっちに集中だな。
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