5月5日の「こどもの日」。この日は朝からよく晴れていたが、前の晩に飲みすぎて調子が良くない。 コーラスの練習が午後4時半過ぎに終わったのだが、有志で先生を囲んで5時から駅前の店で飲み会。 僕はその日、妻が泊りで遊びに出かけていたので、ここぞとばかりに飲んで食べて、、、 でも、まだ明るいうちに店を出た。
翌5日は朝から部屋の片づけでもするつもりだったのだが、調子が出ず、気分転換に車で奈良市内まで出かけることにした。目的地は大和文華館で「琳派と風俗画 ~宗達・光琳・乾山・抱一~ 展」が開催中。4月に一度見に行ったのだが、友の会会員で何度見ても無料なので行ってみる。道路は休日ながら意外とすいていた。
前回印象に残ったのは、本阿弥光悦の「新古今和歌集色紙」。銀泥にさらさらと草書で文字が書かれていて、実に美しい。
http://blog.goo.ne.jp/kenken1948/e/39983fc3361a3963c4c2163dceb81910
↑ 以前に紹介された「く~にゃん」の記事にでてくる左下の写真がそれ。 上の「扇面貼交手筥」も重要文化財だけあって、華やかで美しいが… 写真右下の俵屋宗達が描いたと伝えられる「伊勢物語図色紙」(芥川)もなかかか見入ってしまう。昨年の展示会でもこれらのものを見た気がするが、良いものは何度見てもよい。そんなものだと思います。
そして、国宝「婦女遊楽図屏風(松浦屏風)」。これは大きいので、ちょっと離れてみる必要があるが、祝日の午前中でも館内はすいていて、ゆったりと鑑賞できる。ここはこれがいいんだよなぁ。余談だが、中庭には竹が生えているのだが、2週間ほど前に見た1mほどのタケノコが見事に立派な竹に成長していた。さすが「筍」!根本のほうに黒い皮が残っていた。
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