昨日いたみホールでいわゆる「一般の部」の第一日を聴いてきた。部門の編成替え初年度の昨年は所属団体の演奏会直前のため特別練習が入ったりで聴きに行かず、2年ぶりで聴かせてもらった。
日曜日の朝は目覚めが悪く、会場に着いたときは大学ユースの部も少人数の部は半分以上終わっていて、お目当ての奈良女子大音楽部もロビーのスピーカーでしか聴けなかった。残念! 会場に入り4団体ほど聴く。混声の "Orphe Choir"、 女声の「さくら」という大学の合唱団ではないグループの演奏が好ましく聞こえた。このカテゴリーでは結局 "G.U.Choir" という昨年も全国大会に出た団体が選ばれた。ここの演奏は来月に高松で開催される全国大会で聴くことにしよう。すでにチケットは届いたし、ホテルは早々に予約してある。今年は土曜日の早朝に車で向かうことにする。
さて、昼食後は大人数の部。全国大会では区分はないそうだが、関西支部では32名以下と33名以上で分けているらしい。初っ端から同志社グリー、なかなかの好演であった。課題曲が信長貴富の「うたをうたうとき」、自由曲は三善晃の「遊星ひとつ」から。ピアノ2台の伴奏で、おととしだったか東京に出かけたとき「お江戸コラリアーず」の演奏会で聴いた。個人的にはあまり好きなタイプの曲ではないが・・・
やっぱり関学グリーがこの部門のトップであった。同志社よりも一段多い縦4列約100名での演奏で「うたをうたうとき」と「ことばあそびうたⅡ」から「かっぱ」と「さる」。関学が得意とするタイプの曲で勝負。迫力のある隙のない演奏で全国大会へ選出。文句なしなんだが、夏の甲子園みたいでもう一校(同志社が)出られないのが寂しい気がする。
その他の混声合唱団も各団の特色が出ていた。学生指揮者賞をとった立命館大メディックスも金賞。声がよく出ていてそろっていた。最後の演奏は関学のエゴラド。千原英喜の「夜もすがら」と松下耕の「今年」。結果は銀賞だったが演奏会の最後の曲のように心に染みいる演奏だった。
(つづく)
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