昨年末に新しいチューナー付きBRレコーダーを買ってから、クラシック音楽番組の録画をする機会が増えた。録画可能時間が断然増え、家族との取り合いを気にせず録りだめができるのがその理由。日曜日深夜のNHK-BSプレミアムシアターも録画している。
ベルリン・フィルのジルベスター・コンサート2012も1月末に放映されたのだが、そこに出演し、ヘンデルのアリアを歌うチェチーリア・バルトリの姿を見て驚いた! 彼女がすごくデカくなっている。メゾソプラノの大御所という風情だ。僕が彼女の映像をその前に見たのはいつだったのだろうか?
アメリカに住んでいた頃、彼女のCDを何枚か買った。1990年代半ばなのでチェチーリアがまだ20代の頃の録音。ロッシーニやモーツァルトのアリアだ。CDジャッケットの写真はまだお嬢ちゃんみたいな風貌。だが声は立派だったね。その後、メトロポリタン歌劇場にデビューし、世界中の舞台で大活躍するのだが、あれから十数年… 貫禄がつくのも当然ですなぁ。
先週の放送で「ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭2012」の模様を放映していたが、ヘンデルの『ジュリアス・シーザー』のクレオパトラ役でバルトリが歌っていた。そして、彼女がその音楽祭の芸術監督だという。これも驚き… 長時間のオペラなのだが、時間のあるときにゆっくり視聴してみたい。
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