10月27日(土)、この日は神戸市立博物館に「マウリッツハイス美術館展」を見に行った。例の有名なフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」、別名「青いターバンの少女」がメインとなっている展覧会。この絵はもちろんだが、レンブラントの作品が数多く展示されていて、結構楽しめた。
それはともかく…
昼ご飯は思い立って近くの神戸南京町の中華街を覗いてみた。相変わらず観光客が多いが、行くたびにいつも行列の出来ていた「ぎょうざ苑」の前に人だかりはない。旨いとの評判は聞いていたが入ったことのない店。ちょうどお昼の12時頃だったが、ドアを開けるとカウンター席が空いていた。こんなこともあるもんだ。ラッキー!
メニューには餃子と担々麺の類が載っている。餃子は1人前6個で420円也。ちと割高だ。カウンター内のおばちゃんにアドバイスをもらって焼き餃子と土日限定という揚げ餃子を1人前ずつ注文。ここもビールはアサヒしかないが、しょうがないので生中にする。しばらく待つと下の写真のような揚げ餃子が先に出てきた。
塩味が付いていてそのままで食べられるという。ふむふむ、という味。ビールのアテに良し。
次に冒頭の写真のような焼き餃子が出て来た。これは元祖!味噌ダレ(この店が発祥らしい:昭和26年創業とのこと)で食す。味噌はちょっとピリ辛である。なるほど、担々麺をメニューに入れているのも頷ける。
さて、肝心の餃子だが、やや厚めの皮をぱりっと焼いている。肉汁はさほどでもなく餃子自体の味は素朴。カウンターからは焼いている姿は見えなかったが、店員が餃子の皮を作ったり、餡を包んでいる作業が見える。神戸の餃子専門店もそれぞれの作り方と焼き方で味わいが違う。この店にも泡盛があり、久米仙35度をストレートでいただく。(味噌ダレの皿と並んでいるのがそれ。)
南京町という場所柄、客層として観光客が多いからか、「元祖」がウリにしても餃子の値段設定が高いような気がする。メニューにもお土産パックが写真入りで載っていた。個人的には以前書いた新開地の「夫婦ぎょうざ」がNo.1だと思っているが、営業時間が僕の都合になかなか合わず、最近は食べていないんだよなぁ…
最近のコメント