Cantus Animae の演奏会はシメの信長ミュージックで心が温かくなり、「やっぱり東京まで聴きに来てよかった」と思いながら杉並公会堂をあとにした。初演曲演奏前のトークやアンコール曲のため、夜6時半に開演の演奏会が終わったのは2時間を軽くオーバーした8時40分過ぎ…
この日の夜メシにつきあってくれるのは、このブログにいつもコメントをくれる「つのぶえ」君~高校時代の同級生~だ。九段下のホテルに向かうにも便利なようにと、高田馬場の居酒屋「葉隠」で9時頃から飲む予定にしていた。地下鉄東西線の「高田馬場」駅の「早稲田」寄りの改札を出るようにとの指示があり、携帯地図でも確認して、ちょっと遅れそうだが何とか行ける自信があった。
ところが、である。杉並公会堂最寄りのJR荻窪駅で切符を買う時にミスをした。路線図の運賃を見て高田馬場までの料金ボタンを押したのだが、実は「中野」経由の私鉄というボタンを押さねばならなかったのだ。すぐに誤りに気付いたのだが、駅員さんに説明して返金してもらうまでに時間がかかり、もう一度買いなおして改札を入り階段を上ると、すぐに東京方面行きの快速電車が来た。次の停車駅中野で乗り換えなのだが、さてどの電車に乗るのだろう? 列車内で乗り換え案内があったのか?降りてみても乗り場がよくわからない。関西ではこんな複雑なの無いんですよね。それらしいホームに上がり時刻表を見ると土日ダイヤでは9時以降ブランクになっていたので不安になって改札の駅員さんに聞いた。やっと○番線のりばから出るというのを確認したが、列車が出たばかりで時間ロス。ここから2駅目なのに…
ようやく地下鉄の高田馬場駅に着いたが、意外と降りる人が少ない。指示通りの改札を出て出口階段を確認しているところで「つのぶえ」氏から携帯に着信があった。時に9時20分過ぎ、遅いので心配したのであろう。何とか明治通りとの角にあるお店に到着したのが9時半過ぎ。やれやれ、である。
とりあえず冷たい生ビールで乾いたのどを潤す。カウンターはおそらくご近所のご常連さん。われわれは空いていたテーブル席に移った。メニューを見て肴を頼む。僕の好物「あじたたき」と「つのぶえ」君は「まぐろぶつ」。マグロに大根おろしが乗っていたのには驚きだった。アジはやはり旨い。おれはこれだね。ビールの次は日本酒を常温の「冷や」でいただく。佐賀の酒らしいが旨口かなぁ、結構いける。2合徳利を二人で3本ほどいった。
この店、翌12日からお盆休みらしい。そのうち表ののれんが仕舞われ閉店体制に。面白かったのは、外から蝉が厨房に入ってきて飛び回っていたこと。店員のおねえさんがティッシュ・ペーパーの箱を持って振り回していた。焼鳥や「ゴボウとじ」(ちょっと怪訝な顔をされた)を注文しておなかいっぱい。ごちそうさまでした。
二軒目は駅のほうに戻ってビル内のしゃれたバー。「つのぶえ」君はジン系のドリンクを頼んでいたが、僕はバーボン。メニューに「メーカーズ・マーク」があったので、これをストレートで。バーボンは生に限ります。そして、ワイルド・ターキーやジャック・ダニエルズよりも、こっちのほうが好きだ。相変わらずウダウダやって店を出たのは12時頃か?
地下鉄の階段を下りると、駅員が終電の案内をしていた。ぎりぎりセーフでしたぞ!
いや~、その節はどうもお疲れ様でした。
荻窪から高田馬場へは、中野で乗り換えなくとも良い東西線直通という電車もあるんだけど。
まあ、あの沿線は中央線・総武線・東西線直通の電車といろいろあって、確かに分かりにくいかもね。
投稿情報: つのぶえ | 2012年8 月14日 (火) 22:18