昨日の続き。今朝ヴィデオを何本かチェックして判明した。ヨーヨーマの演奏は「チャイコフスキー生誕150年記念ガラ・コンサート」でのものだった。てことは、1990年、ソ連崩壊前のレニングラード(現サンクト・ペテルブルグ:チャイコフスキーが生きていた頃と同じ名前)で開催された演奏会だが、アメリカ在住時代の(ステレオ録音なので)おそらく1995年頃にPBSで放映された録画である。”CAMI VIDEO”制作のもので、日本でもNHK-BSあたりで放映されているかもしれない。
このヴィデオ・テープはデジタル化の時代であっても大事に残したいと思う。幕開けはオペラ「エフゲニー・オネーギン」からポロネーズ。続いて、イツァーク・パールマンの弾く「憂鬱なセレナード」。若手ロシア人の弾く「ピアノ協奏曲第1番」があって、ヨーヨーマの「ロココ」へと続く。そして、ジェシー・ノーマンの「フランス語による歌曲集」作品65から… その後、パールマン、ノーマンが再登場し、最後は序曲1812年:屋外で大砲が轟き、演奏会場では鐘が鳴り響く。
ところで、昔からヨーヨーマが好きだ。真摯で表情豊かな演奏スタイル。日本でもそうだが、アメリカでも人気がある。僕も演奏にあたっては、あのように表情豊かに歌いたいと常々思っている。まぁ、あまり目立ちすぎてもいけないんだけど…
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