前篇の訂正です。
若いころに芸者遊びの借金を兄嫁に払わせたというのは、兄が「親父には内緒だ」ということで指図して払わせたというのが正しい。だから代助は常々兄に頭が上がらない。で、小額の(エキストラの)小遣いは兄嫁にせがんでいる。
今回の三千代のための借金は最初兄に申し込んだが「よしておけ」と断られ、それではと兄嫁に頼んだのだ。彼女も一度は断るが、後日、満額は多すぎるが一部ならと小切手を切って渡す。これを代助が三千代に渡したのだが、これが借金の返済に充てられずに、夫の再就職先がまだ決まらず当座の生活資金に使ってしまったというのだ。
さぁ、これからどんな展開が待ち受けているのか楽しみだ。本日も出勤日なので、この二三日はちびちびとしか読めず、週末にどれだけ読み進めるか、というところである。
ここのところ、漱石一色ですなあ。
合唱団の話題やら、たまには新しいビールの紹介もお願いしますね。
投稿情報: カツオ | 2010年11 月 4日 (木) 12:26
そうなんです。この秋は「漱石熱」が出ております。しばらく収まりそうもありません。
そういえばビールはここしばらく外でも飲まないですなぁ。寒くなってきて暖かい部屋で、という季節になったらまた書くかも…
投稿情報: inukshuk | 2010年11 月 5日 (金) 07:48