報告が遅くなったが、6月2日(水)のランチタイム・コンサート@いずみホールを聴いてきた。大阪府では新型コロナの緊急事態宣言が継続中だが、6月からコンサートホールの自粛要請も平日は有観客での公演がOKと緩和されヤレヤレ… 主催者としてはなんとか開催できたというところだろう。
このシリーズは昨年9月から通い始めた。ナビゲーターの岡田暁生さんの喋りっぷりも面白いし、いままで聴けていなかったジャンルの紹介をしてもらえる、という感じで僕自身の勉強になる。前回3月の「20世紀音楽」は面白い!もピアノ連弾で楽しめた。このピアノ三重奏団「葵トリオ」のチケットも優先予約でなんとか手に入れた。
さて、演奏会当日はさすがに「緊急事態宣言」発令中で、チケットを買った人も自粛の方が多いようで空席が目立ったが… 演奏を聴いて「聴きに来られてラッキー!!」と思ったね。彼らの公式HPの https://aoitrio.com/ で紹介文トップにある『(2018年開催の)第67回ミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で、日本人団体として初の優勝を受賞した』というすごい経歴。後日ネット記事を見つけたのだが、
「1位を出さない」難関コンクールで1位、「葵トリオ」を聴くべき理由とは | 毎日新聞 (mainichi.jp)
なんとヴァイオリンの小川響子さんは僕の卒業した高校の後輩であった!
演奏を聴いているときはそんな事実も知らなかったのだが、若手なのにバランスの取れた三重奏、という印象を受けた。このピアノ・トリオのジャンルは生で聴くのは初めて。三人の「掛け合い」が面白いなぁ… 真ん中のマルティヌーという作曲家の作品はちょっと暗く、重く、20世紀音楽らしい感じ。後半のドヴォルザークの作品も変化に富んでいて聴き応えがありました。ピアノ三重奏というのは村上春樹の作品で出てきた『大公トリオ』をCD買って聴いたぐらいだったけど。
下のようなチラシが入っていたので、帰宅してから電話で問い合わせ、8月11日夜のヴァイオリン・リサイタルのチケットも入手した。お盆休み前、仕事が終わってからなんとか駆けつけることができるだろう…
近鉄大和八木駅前は最近も時々うろつくのだが、こんな音楽小ホールができているのは知らなかった。再開発された場所のビルの中のようです。迷わず行けますね!
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