今度、奈良のアンサンブルでいわゆる「ロンドンデリーの歌」をやることになった。合唱というより歌詞のないヴォカリーズである。
この曲は「ダニー・ボーイ」という歌詞がついたメロディーで有名だが、我々が演奏するのは Percy Aldridge Grainger (1882 – 1961) というオーストラリア出身のピアニストであり作曲家でもあった人の編曲による。この名前には何となく聴き覚えがあり、数年前にBSで放送されたクラシック音楽のドキュメンタリー番組(英BBC制作)で取り上げられていたことを思い出した。Wikipediaなんかで調べてみたが、この合唱用編曲のもとになったと思われるピアノ譜に行き当たった。
http://imslp.org/wiki/Irish_Tune_from_County_Derry_(Grainger,_Percy)
IMSLP245452-PMLP188825-Grainger__1911__Irish_Tune_from_County_Derry__Londonderry_Air_をダウンロード
日本では作曲者の死後50年が経過しているため著作権が切れ、パブリック・ドメインになっているのでダウンロードしたPDFファイルを添付する。(上のリンクからどうぞ…)
YouTubeで検索してみてもグレインジャーはこのようなイギリス民謡などをピアノのほか吹奏楽用に多数編曲しているようだ。コーラスでは https://www.youtube.com/watch?v=YX02DqeB1nc
あるいは https://www.youtube.com/watch?v=berqAci9Ie4 (BBC Proms 2011)
のような感じになります。
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